アルーリアとコレストンのヘアカラー
- ヨーロッパのヘアカラーは酸化染料を使うタイプが一般的です
1. 直接染料の使用は配合しても少ない 2.色持ちを重視する
海外でヘアサロンでサロンしていた知りあいが、国産の染料は補色が配合されているのか驚いていました。
20年ぶりで日本にやってきてビックリしていました。アジアや日本人の場合は、黒髪で補色を使うのが一般的です。※一般的にはヨーロッパや欧米では酸化染料が一般的です。
ミルボンをはじめ直接染料が多く配合されているのはそのためで、ロレアル製品のアルーリアはほとんど酸化染料で、ウエラも同様です。
目次
1.直接染料の使用は配合しても少ない
2.色持ちを重視する
1.直接染料の使用は配合しても少ない
■アルーリアはゴールド他にはほとんど使われていません
ロレアルは数種類だけ直接染料が使われています。ただ、多数のヘアカラー剤だけでもほんのわずかです。
アルミノのアジアンカラーもほとんど配合されていません。ウエラもロレアルも同様です。
酸化染料だけのヘアカラーは色持ちがよく、色の退色しても染料がコルティクス内に残留し、色も徐々に薄く褐色し色を楽しむことができます。
仕上がりもやわらかくソフトな手触感が特色です。直接染料の場合は日本人の黒髪に色に表現しやすい、酸化染料だけでは発色しない色を、直接染料で表現します。
外国人の場合はメラニンも少ないので、直接染料や補色が少なくてもピュアな発色が可能です。
直接染料の良さは瞬時に色表現も可能で、酸化染料では色がでにくい色の発色がメリットでもある。
2.色持ちを重視する
■酸化染料はおもに色持ちがよい
1.の項目でもふれましたが、酸化染料のよさは色の持続性がアップすることです。アルーリアはロレアルの先進の特許のうえ成り立っています。
従来のアルーリアに比べ色素細胞が大きく、染料の持ちもよく均一な染色が可能です。しかも、日本人が好きなグレージュの染料の特許はロレアルが持っています。
髪のダメージもイネオンGの特許によって、コルティクス内に栄養と染料を閉じ込め、色もちと傷みを和らげます。
ウエラコレストンはグレイカラーにとくに鮮やかさと明るさを表現するヘアカラー剤です。ウォーム系の12/95と5/04は明るさと色味も同時に色をだします。
コレストンはアルカリカラーに比べるとグレーカラーのほうが染料の相性がよい感じです。
国内のヘアカラー剤は多く競争が激しいですが、色持ちのよいカラーと悪いカラーがハッキリわかれます。
アルミノの「アジアンカラー」は独自の技術で鮮やかな色彩の色味は素晴らしいです。ぜひ、使ってみてください。