日本国内の美容事情の売上が悪化
国内のヘアサロンは20万件~と言われています
1. 節約志向だけではない売上悪化「全てにおいて質を求めている」 2.売上のよいヘアサロンは特化している
人口はこの20年で社会保険はパンク寸前の状態で、社会保障制度の確保によって消費税を2%(10%)アップを行います。
日本の人口の平均は50代の層が多く(団塊の世代のこども)、日本の資金が社会保障制度に多くを費やさないと、
年金や医療保障制度が対応できない。
その後は人口は減り続けるわけですから、ヘアサロンに通うであろう若い世代が少ない。
その中で20万件のヘアサロンがあるわけで、少ないパイを集中してお客さまをとりあう図式が出来ています。
個人のお客さまを満足できる環境があるかないかで売上の上昇が変わります。
目次
1.節約志向だけではない売上悪化「全てにおいて質を求めている」
2.売上のよいヘアサロンは特化している
1.節約志向だけではない売上悪化「全てにおいて質を求めている」
■スタイリストが満足してもお客さまは満足できない事実
美容室の状態が悪い中でも確実に前年より売上がアップしているサロンがあるのですが、
8割以上のヘアサロンが昨年より売上が下がっているわけです。それは、お客さまが満足できていないことが推測できます。
スタイリストが仕事内容が思ったようにできたと感じていても、肝心の売上が下がるのはお客さま満足度が低いからです。
特化しているヘアサロンとは、カットに定評があるヘアサロン、髪質改善に定評があるヘアサロン、
ヘアデザインに特化しているヘアサロンなどが売上が良いようです、今回は低料金のヘアサロンは除きます。
中途半端なサロンや一時期的に売上が上がったサロンはむずかしい状態です。
*ここ最近は美容室の売上ランキングの高いサロンや、30店舗前後のヘアサロンも売上が頭打ちの状態です。
髪質改善に特化しているヘアサロンは、パーマやシャンプーなどオリジナルで自社工場を持ち、
自社の考え方にあった商材をつくるメニュー提案しています。
こちらのヘアサロンは「しんびよう」「ヘアモード」などに髪質改善などで掲載されています。
もう一点は質を高める経営展開を図ることがポイントのようです。
カットデザインがお客さまが受け入れられるヘアスタイルを提案しているか、
積み重ねがものをいいますから。大手だから安泰という時代ではなく、むしろ大きいサロンは大変ですよねぇ!
いずれにしてもトップの方向性が今の時代にあって、しかも質(デザイン性・技術力)が高いサロン売上が上昇しています。
質の高いサロンであっても30店舗以上の展開を図っているサロンは足踏みか後退しています。
この情報も帝国データーバンクで株式・有限(美容室)の売上が一目でわかるようになっています。
著名なヘアサロンも売上もバラバラのようで老舗のデザイナーサロンとSとPは2強ですね。
Kも悪くはないようですが、SとPの程の利益率ではありません。
全国美容室ランキングの常連でもあるTも足踏み状態です。
*K/P/Sは美容室名はさけています
節約志向の昨今ですが、お客さまも使う美容室を見定めて消費しているようで、
大型店の多店舗展開を図るサロンは伸び悩み、突出した武器を持つサロンが強い。
デザイン性が得意・カット技術がよい・毛髪改善にたけている。など、特色をもったヘアサロンが利益率を伸ばしています。
1.節約志向だけではない売上悪化「全てにおいて質を求めている」
■売上のよいヘアサロンは特化している
しんびようやヘアモードなど取材掲載されている東海地区あるヘアサロンは、
自社でサロンの薬剤からシャンプーまで製造販売を手掛けています。
ヘアメニューも例:パーマの下処理・中間処理・後処理の処理剤を開発しています。
自社のヘアサロンはもちろんですが、なんといっても自社でシャンプー・パーマ・ヘアカラーなど、
サロン専用でつくりオリジナルなメニューを使い、お客さまの指示を集めて売上&利益を上げています。
このようにオーナー独自に勉強し展開を図っています。
前項でカットやデザイン性に特化しているサロンは、メディアに強く取材も多く自然発生的にお客さまを増やしています。
お客さまも慎重にサロンを選ぶような状況でお財布のひもも固い。
節約志向する社会構造のなかお客さまが求める、本質を磨いて本物しか生き残れない状況です。