技術やメニューにおいてもクオリティーの高める
サロン独自の髪のダメージを迎えた技術とメニュー
1.質を高める髪触りとカール感 2.質感や色や透明感で差別化するヘアカラー
カール剤やヘアカラー剤は開発が進み同じ成分でありながら、メーカーや成分の質においてかなりの差がある。
いま世界的にもパーマが落ち込んだ市場でありますが、大きなメーカーから弱小メーカーでさまざまなタイプのカール剤が、
ロレアル・アリミノはコスメカールを主体にカールを席巻しています。
その中でもクチクラ(プロ用商材)は独自のカール理論で、1剤を2浴式で1剤は1浴式を行い、
中間処理剤(マレイン酸~レブリン酸希釈)を使いバファー効果と、髪触りをよくするレブリン酸などを使う。
髪をケアしながらカールを行う時代性にあったカール剤です。
カール剤やヘアカラー剤と技術をマッチングされたものが、
結果的にクオリティーをアップさせます。
目次
1.質を高める髪触りとカール感
2.質感や色や透明感で差別化するヘアカラー
1.質を高める髪触りとカール感
■カールをキレイに出すカットがベースで薬剤がフォローする
カール大切なのは基本でもあるデザインですが、それだけでは質を高められない時代に入っています。
カットのカタチと削ぎがカールには必要ですが、そのうえで髪のダメージを与えず仕上がり感が求めらています。
テクニックとデザイン性がポイントであるわけですが、現在はプラス髪質改善によってお客さまがより喜ばれます。
デザイン性が良いとか、仕上げがラクだとか、生命線であるのはいまでも変わりませんが、
そこに理論がともなった薬剤があって質の高い仕事が得られるわけです。
いまは流行りの酸熱トリートメント(システムトリートメント)などはまさにそうです。
プロでも知識がないと提案できない薬剤知識です。薬剤を深く理解しカールデザインを提案しているヘアサロンが、
名古屋の一木登紀男さんのブッシュさんは叶えてうます。
顧問に研究所のメーカーのトップがついて、薬剤の特許までとっている本格派です。
カール剤に大切な役目のある中間処理剤でもある「レブリン酸」の日本での特許を持っているのも、
一木さんですミルボンも酸熱と同じようなタイプを作っていますが、品質や濃度など数値上も一木さんのほうが良い。
一木さんはそれ以外にはマレイン酸やグリオキシル酸なども製造しています。
そのうえでクチクラさんのメーンでもある1剤2浴式のカール剤も作っています。
1剤は2%前後のチオグリコール酸と、1剤-2のシスティアミン2%前後~の薬剤でパーマをかけ、
中間処理剤-マレイン酸・レブリン酸を希釈-水洗し2剤によって、傷みの少なくキレイなカール感の出る薬剤を開発。
このタイプの薬剤はプロが知識と経験があってはじめて提案できる。
施術操作はいたって簡単ですが、知識があることといままで使った薬剤とでは戸惑いがあります。
確実にキレイなカールとツヤや触り心地も抜群で、カールもデジタルパーマのような質感が得られます。
ラミダスパーマ(キューティクルにパーマをかける)HPはこちら⇒
2.質感や色や透明感で差別化するヘアカラー
■酸化染料だけを使う欧州メーカーと直接染料が多く配合する国内メーカー
アルカリカラーには国内メーカーの場合は、日本人の黒髪に合わせて色を酸化重合の作用がない、
直接染料が多く配合しています理由は、早く希望の色がでるからです。
国内ではミルボンが好んで直接染料を使っています。ハイトーンカラーや明るいカラーの髪に合っている側面があるからです。
酸化重合しない直接染料は瞬時に思って色がでて、酸化染料では出ない色が出るからです。
ただ、直接染料の場合は毛髪内に染料が入らないので、褐色しやすくもちが悪い特性があります。
日本人はメラニン色素も多いため、直接染料や補色が多いのはそのためです。
色を持続を長く維持する場合には、酸化重合した酸化染料のヘアカラーがいいでしょう。
問題は扱うスタイリストが知らないことに問題があります。髪質によってお客さまの要望によって、
彩度を出すことも大切ですが、根本的な染料の種類やメーカーの成分を知る必要があります。
国内のヘアカラー剤ではアリミノが酸化染料にこだわったヘアカラーを作っています。
色の彩度も酸化染料で作られた深さや彩度もあるので、おすすめのヘアカラーだと思います。
オルディーブの年2回新色もいい色ですが、直接染料や補色によって生み出されたカラー剤だということもお忘れなく!
コレストンのウエラ、フランスのイノア・アルーリア、シュワルツコフのイゴラは酸化染料を中心のカラー剤です。
色も深く持ちもよい、赤みが出ずらいのも直接染料も少なく補色も少ない。