ヘアカラー毛先の沈みこみの対処方法
放置時間とメーカーの染料の相違
1.コレストンとアルーリア2.オルディーブとプロマスター
外資系と国内のメーカーの染料などベースの違いから、沈みこみ(暗くなる)の原因に、対処法としては時間差や染料のベースを知ること。
外資系は酸化染料だけで染料が作られていますが、国内メーカーの染料は直接染料が多く配合されていることはあります。
いずれのタイプも髪質や明るさや彩度の関係で、使い分けを行う必要性がある。
目次
1.コレストンとアルーリア
2.オルディーブとプロマスター
1.コレストンとアルーリア
■色鮮やかで持ちの良い外資系の染料
コレストンプラスは臭いも軽減し塗布しやすさが工夫され改良されました。アルーリアは6週間の持続をメーカーとして初めて明記されました。
コレストンは彩度と鮮やかさ、アルーリアは深い透明感と持ちの良さ、いずれも商品開発費に莫大な費用な費用を使っています。
国内のヘアカラーはこの2強のメーカーを調べ、日本人にあったヘアカラーを作っていると考えられます。
外資系は染料が深くしっかり毛髪内に浸透するため、沈みこみもしやすいデメリットも存在します。クリア剤を毛先にミックスし薬剤を薄める必要がある。
コレストンプラスになってから、薬剤の塗布も格段に上がり 、色もツヤや透明感がアップしました。
「コレストンデメリット」アルカリカラーの色が計算できない、使い方により色が変色するので安定感が欠ける。
アルーリアは深い透明感ともちのよさ、グレジュをはじめ特許をもっている。寒色系の色の豊富さは他を圧倒する。
「アルーリア」色が濃いため毛先の沈みこみが大きく、クリア剤や補色でコントロールする必要がある。
2.オルディーブとプロマスター
■国内メーカーは黒髪の意識が大きい
オルディーブもプロマスターも赤みが白髪染めのベースになっているので、赤みが出やすく色の偏りが大きい。
日本人の黒髪に合わせ外資系カラーに比べ、補色がヘアカラー剤に含んでいて、色がにごり褐色に赤みが残る。
※大人世代のシルバーをベースにした白髪染めを発売したのもそのためだと考ええあれる
30代〜60代まで赤みを嫌う人も多く改善の余地がある。プロマスターは市販にも強いホーユですが、市販も赤みをベースなので影響している。
オルディーブも同様で補色も多いため、褐色すると赤みが残るのでお客さまも嫌がる。アルカリカラーは、
スタイリストが思った色を発色しますが、直接染料を多く含んだ結果です。
「プロマスターのデメリット」アルカリカラーの寒色系が不安定で、バラツキが多く希望の発色に問題がある。
「オルディーブのデメリット」色持ちが悪い。原因は直接染料や補色が多く配合されているため、色の持続性が悪い。
コメント
ヘアカラーを使用して批評するのは、私をはじめ簡単なことですが、使うメーカーの特性を理解することで、さまざまなシュチュエーションにも対応できる。