パーマの薬剤の進化とおすすめ薬剤
1剤を2回にわけて使用する「ラミダスカール」
1.チオグリコール酸1%にシスティアミンを2%をわけて使用 2.キューティクルでカール
美容学校で習ったパーマの理論でコルテックスに作用し、還元剤が作用し酸化重合することに異を唱えるひと。
ラミダスカールの開発者でもある「一木登紀男氏」さんは、キューティクルに作用しカ―ルでs-s結合すると唱えている。
実際自身で薬剤工場をもちカール剤はじめヘアケア剤を開発している。
国内薬剤で長年勤務した経験と実績のある「中谷靖章氏」を顧問に薬剤を研究発売している。
経営とサイエンスやヘアモード誌などで取材をうけ薬剤の開発に取り組んでいる。
電子顕微鏡でコルテックス内に還元剤を塗布した結果、還元剤が作用はおろかコルテックス内に侵入もしていないそうです。
そんな、パーマ理論をくつがえすような理論をラミダスカールです。
キューティクルにカールを施すようテンションをしっかり回転させ、8分放置でパーマもかかる優れものです。
中間処理剤でもある希釈したマレイン酸やレブリン酸(プレックスタイプ)を使用し、
トリートメントケアをすることで髪のダメージを小さく、
デジタルパーマのような質感を与えます。
目次
1.チオグリコール酸1%にシスティアミンを2%をわけて使用
2.キューティクルでカール
1.チオグリコール酸1%にシスティアミンを2%をわけて使用
■薬剤を知ることで毛髪診断が自然と対応できる
薬剤は髪質にわけて選ぶ方法が一般的ですが、大別される3種類のタイプよりは、
クチクラさんのラミダスカールのように細分化されたタイプのほうがよい。
理由はスタイリスト側で種類を選ぶことで髪質を判断でき、適切なロッドや薬剤が選べるからです。
種類が少ないとどうしても細かな神経が発揮できない、雑なワインディングになってしまう。
繊細な仕事が多いカール技術が多いので、常に毛髪を把握することで仕事も合理的にできる。
クチクラさんのロッド選定はやや太目で、キューティクルにカールするようしっかりテンションを入れる。
キューティクルは縦に分離し、横にずれ曲がるので、しっかりテンションを入れてもよい。
基本キューティクルに作用し持ちも良いカール剤です。
2.キューティクルでカール
■s-1とs-2を切ってカールがかかる
s-1とはキューティクルの層で、s-2はコルティクスを切って曲げるのがカールの原理です。
s-1とは疎水性のためチオグリコール酸でキューティクルを開き、s-2の親水性を曲げてカール。
s-1とs-2の還元剤の濃度も低く、髪のダメージを小さく、カール形成力が大きい。
ワインディングの本数もパーマの時より少なく、カール持続性もあるカール形成力ある。
巻いたような大きなカールのような質感が得られ、軟化時間も8分前後でパーマもかかる。
ヘアカラーと同時に施術もできて、髪触りはしっとりした質感が得られる。
コメント
カール商材が主流でもある現在でコスメカールが基本ですが、
カール商材いがいにもケア商品でもある、シャンプー・トリートメント・ヘアカラーまで、
メーカーに委ねていることも多く商材の品質を見極められないようです。
クチクラさんは現役で仕事にも携わっていて、商材に対していつも接していて、しかも有り余る勉強もしています。
商材のほとんどが濃度も高く品質もよい。
普通メーカーで買う品質のグレードに比べ良いものがリーズナブルで使える。