ヘアセットの傾向と好みの変化

2019年10月8日

髪の毛束を引き出しルーズな質感

1. トレンドにあったヘアデザイン 2.個性を活かしたヘアデザイン

トレンドにあったヘアスタイルを全ての人がよろこぶことはないこと。

ルーズな質感が似合う人ではなく、毛髪や骨格に即したヘアデザインや印象にあった、

似合うヘアスタイルをつくることが大切でだと思う。

大事なことはスタイリスト自身がトレンドのヘアデザインを理解すること。

お客さまがメディアから入るヘア情報がスタイリストも早く流れていることも多く、

お客さまの希望のヘアセットのデザインを知る必要があるからです。

1.トレンドにあったヘアデザイン

2.個性を活かしたヘアデザイン

■毛束を引き出しルーズな質感がトレンド

サイドからバックシニヨンにかけて編込みやロープ網で、毛束を指で崩した毛髪を飾りのような印象にするヘアセット。

毛束は緩ませながらシリコンゴムで留め、強く留めるようなテンションをかけない。

全体を通してバランスやルーズさを計算しながらシルエットを整える。

テクニック的にもアイロンで髪の表面にクセつけをし緩ませて質感を出し、ストレートアイロンやカールアイロンを使用していく。

ルーズさを表すような美容器具を使う技術は、トレンドを理解することが必要です。

画像のシニヨン部分はロープ網をほぐして表面の凹凸感を出し、見る人に創作性のインパクトを表す。

■トレンドを意識しすぎてお客さまの良さを引き出せない

髪を引き出すヘアデザインはやわらい質感ですが、スタイリストの個性まで失れる恐れもあり、

とらわれすぎてお客さまのよい部分まで無くすことがないよう注意しましょう。

髪の表面のルーズ感は全世界共通ですが、微妙に国よって変わりますので、外国人スタイリストの動画を参考にしましょう。

ヘアデザインは個性が大切な部分を残しながら、いまのトレンドを意識してヘアスタイルをつくる。

スタイリストは心掛けるべきだと思うし大切な部分です。

トレンドを意識しながら自分で創作したヘアデザインをつくる。

考え練習し勉強した基礎にヘアスタイルを表現しています。