デジタルパーマのウェット&ドライの効果

大広「ODIS EX」から「ODIS Pro」の進化系

1.温度調整が可能な高精度ロッド 2.デジタルパーマの効果的な髪質

デジタルパーマのネックは時間が3時間~はかかることで、お客さまの苦痛とサロンにいる時間の生産性の悪さ、

結果コストも高額になってお客さまに負担が大きくなる。

今回紹介するProの一番の特色は”濡れデジ”(水を浸透させ薬剤塗布が可能)で、濡れた状態でデジタルパーマが可能。

 

タカラベルモントや資生堂からでている同機種タイプは、従来通りのドライを必要とするので時間がかかります。

大広だけが進化系をつぎつぎの新機種を発売しています。

ドライと濡れるタイプは絶対的には、濡れタイプが使いやすく実用的です。

目次

1.温度調整が可能な高精度ロッド

2.デジタルパーマの効果的な髪質


1.温度調整が可能な高精度ロッド


■Proはコードが外れると知らせる機能付き

髪の傷みを気になるデジタルパーマですが、Proは温度を調整できるので毛髪によって調整が可能。

初代のODIS EXの場合はロッド1本に温度調整ができないですが、Proはロッド内にセンサーが組み込まれているので、

低温デジタル操作が可能で髪質にあった質感を表現できます。

 

熱の温調整度によって低くすることで、ブリーチ毛や縮毛矯正の毛髪など傷みを緩和し、

かかりすぎなど防ぎ希望にあったかかり具合が可能です。施術中のコードスイッチの付け忘れや、

温度管理も視覚で判断できるよう点滅した色で判断できます。

 

初期型のEXですとコードや温度管理の確認ができずに、お客さまに余計な時間によって負担になることもあって。

サロン側も流れに支障をきたすこともあります。


2.デジタルパーマの効果的な髪質


■カーリング剤ではでない質感が得られるデジタルパーマ

毛髪の弾力性が弱い人はデジタルパーマの熱による効果は大きい、普通はカーリング剤でも十分にカール感が出ますが、

やわらかい人は熱の力をかりて施術しないとカール感が出ない。

専門的には毛髪の強度を図ることでカーリング剤か、デジタルパーマの振り分けを行います。

 

毛髪の強度のある普通毛~硬い毛髪はカーリング剤でデジタルパーマのような質感が得られますが、

やわらかい毛髪は弾力がない部分をカバーするため、熱の力によってふんわりする質感を可能にします。

そういった意味ではODIS Proはサロンに必須品でもあります。

 

カーリング剤(システィアミン)+ODIS Proをそろえることで、美しいカール感が得られます。

コメント

ロッドの温度調整ができる器具は国産では大広製作所だけ、

韓国や中国にもありますが・・・・

他の会社でも発売してほしいですね。需要はある程度あるようですけど、

 

一般的にヘアサロンでもオーナーの考え方で導入するのも迷いますし。

おおよそ30万円の価格が高額なので、ODIS Proを買うのも勇気が必要です。

うちではドライ用のデジタルパーマは2台あるので、ウェット式は考慮中です。