オイルカラー・イルミナ・アディクシーの特性

3種類タイプのミックスすることは可能か?

1.3種類のヘアカラー剤ミックスがマッチするのは 2.シチュエーションで使用を選択

3種類は全て使うにはシチュエーションが異なるヘアカラー剤です。

オイルカラーは万能型のヘアカラーで、グレイヘアカラー、アルカリカラー、ファッションカラーで対応でき、

イルミナな中間色だけで作られているので、ミックスカラーは同系色のみとされ、

 

グレーヘアカラー、アルカリカラに対応できるヒット商品です。

アディクシーはいわゆるデザインカラーで、アルカリカラー主体のファッションカラーです。

使うシチュエーションを誤ると失敗することにもつながります。

目次

1.シチュエーションで使い分ける

2.シチュエーションで使用を選択


1.3種類のヘアカラー剤ミックスがマッチするのは  


■オイルカラーが色をミックスできるヘアカラーです

【オイルカラー】ロレアル(中明度主体にのベース)

オイルカラーは60%の割合でオイルが配合されているロレアルが特許を持っている。

3種類の中でもカラーの種類も少ないですが、色を混ぜられるよう第一原色を主体に混ぜやすいできていいます。

種類が少ないのはスタイリストが考えて色をミックスし、オリジナルなカラーを作りやすくなっています。

 

ヘアカラーの性質上オイルカラーの場合は混ぜて使うことが可能で、

寒色・暖色と原色に近い色が多いため、アンダーカラーを見ながら補色を選択することが可能です。

また、国内のヘアカラーとは異なり補色などが少ないため、ピュアな発色が出やすく色も表現しやすい。

【イルミナ】ウエラ(中間色ベース)

イルミナは国内での出荷量は1位でスタイリストからの厚い人気を得ています。

操作性がよくスタイリストからアシスタントまで均一に塗ることが可能で、ヘアカラーチャートも少なく、

光沢感、しなやかな質感が得られ信頼を勝ち取ってようです。

 

イルミナは同系色や補色としてミックスすることはできますが、

基本は同系色をミックスすることが多く、スタイリストがオリジナルな色を作るタイプではありません。

中間色ベースで染料が出来ていて、赤・黄・青の第一原色ではありません。

【アディクシー】ミルボン(高彩度ベース)

デザインカラーのために作られた染料が濃いヘアカラーメニューで、

ハイトーンカラーやダブルカラーのセカンドカラーで使用するタイプで、リフトアップに不向きな側面がある。

染料が濃く色の入りも素早い(5分前後)、時間を置きすぎると暗くなる特性がある。

 

染料は直接染料が多く配合しているため瞬時に発色しますが、色落ちも早く一般的なヘアカラー剤ではありません。

12トーン前後の明るいカラーの人や、ダブルカラーのセカンドカラーに向いている。

若い世代にターゲットにしているヘアカラー剤です。


1.シチュエーションで使い分ける


■オイルカラー・イルミナは幅広く、アディクシーは若い世代

オイルカラー・イルミナはグレイカラーからファッションカラーまで使用が可能で、

アディクシーは若い世代の明るいファッションカラー主体のデザインカラーに使います。

通常のアルカリカラーをアディクシーのヘアカラー剤では、リフトアップや色の入りもままならない。

 

あくまでもハイトーンカラーやダブルカラーで使う。オイルカラーとイルミナはグレイカラーからアルカリカラーまで可能です。

オイルカラーは中明度で作られていますので、高明度・高彩度には使われるよう作られていません。

イルミナは高い彩度まで可能ではありますが、中明度以上になるとリフトアップやサイド表現の良さが欠ける。

 

イルミナは中間色が主体のラインナップメニューですので、1本でリフトアップし色を入れるカラーではなく、

高くても10レベルくらいの高さにイルミナの良さが引き立てられる。

明るい場合はアディクシーのヘアカラー剤がど真ん中のヘアカラー剤です。