オイルカラーに毛束に塗布しテスターを作る

オイルカラーは全30色をミックスしてオリジナルなカラーチャートを作る

1.考えてオリジナルな色を作りだすオイルカラー 2.縦の色味ではなく横の色味をテスターに作る

いまのメーカーの作り方の傾向として、多くの種類のヘアカラー剤を作る傾向でしたが、

アンダーカラーから希望の色が出るよう、数多くのラインナップメニューを揃えていますが、

ロレアルの「オイルカラー」は30種類と迎え、スタイリストが自分でオリジナルな色を作り出すよう考えられています。

 

いまの若い世代はメーカーから多くのカラー剤に頼り、オリジナルな色を作りができなくなっています。

今回のように毛束に色をテスターとして塗分けることで造詣を深める。

目次

1.考えてオリジナルな色を作りだすオイルカラー

2.縦の色味ではなく横の色味をテスターに作る


1.考えてオリジナルな色を作りだすオイルカラー


■パターン化していないオイルカラーはアルカリ&グレイの色を作りだす

イルミナカラーはアシスタントから初級のスタイリストまで、技術に関係なく施術で色が再現できて、

寒色系から暖色系までしっかり色が入るので、爆発的に売れ!いまやNO1の販売量を記録しています。

ただ、色もワンパターンでスタイリストが扱うヘアカラーとしては物足りなさがあります。

 

オイルカラーはイルミナもグレイやアルカリでも使えるヘアカラー剤ですが、

イルミナは寒色系と暖色系の同系色はミックス可能ですが、一般的にオリジナル色の数が作りだせません。

オイルカラーは混ぜて使うことを可能にし、多くのパターンを作れるよう開発されている。

 

相性も他の色と合わせられるよう30色と少なめですが、逆に色も合わせやすく数多くの色を作りだせる。

今回は暖色系~寒色系まで毛束で色を再現しています。

ゴールドマット、アッシュマット、アッシュバイオレット、レッドバイオレット、

 

レッドカッパー、カッパーゴールド他は2種類はオリジナルなヘアカラーメニューを作成。

 


2.縦の色味ではなく横の色味をテスターに作る


■グレーヘアカラーで横のつながりの色をミックス

オイルカラーの欠点は10レベル以上の明るいヘアカラーには不向きな点で、

リフトアップができない点で明るいヘアカラーに仕上げられない点です。

アルカリカラーでは8レベル-9レベルがマックスでわかりやすいですが、

 

グレイカラーの場合は9レベル前後の色を希望する人も多く、

イルミナであれば12レベルのまろやかな赤味のパープルと、サブカラーはオレンジ色に、シャドウをミックスすることで、

明るいまろやかな赤味が表現できますが、オイルカラーの場合は中彩度~中明度が中心で、

 

明るいグレイカラーが実質的にできない点にあります。

オイルカラーデメリットでしたが、2020年3月~10レベル以上の色のラインナップメニュー発売。

 

今回は中明度と彩度を合わせたテスターを作ってみました。

オイルカラーの良い点は横の彩度の色をオリジナルで作れること。

 

白髪染め暖色系の暗い色と、明るい色とオリジナルな色彩を毛束で作りました。

左から1.6035+5.00 2.6035+6013暗め 3.6.35+8.3 4.6.35+8.3+ライトナー色の調合は考える。

白髪染めベースですが今回は暖色系でもあるオイルカラーの(##.035)は基本暖色系です。*##.032は寒色系です。

 

一番左側のカラーチャートは白髪が30%の毛束です。

チョット暗さがいなめないですが、来年の3月に明るい10レベル以上のヘアカラー剤が発売です。