薬剤の進化は中間処理剤の関係によって未来がある

従来のようにヘアサロンでの薬剤の変化が浮き沈みのカギをにぎる

1.髪に適切に作用する厳選された薬剤 2.スタッフの質だけでは売上上昇は見込めない

さまざま薬剤が各社しのぎを削って発売している、プロ薬剤ですがいまほど大切になってきている。

人の質さえ高かければ売上の増収は見込めない状態です。

ひとことでいうと本物の薬剤と、お客さまが望む特出したメニューが勝負の分かれ目です。

 

社会環境も悪化していて会社があります。電通です12億円の赤字を計上しています。

メディアやテレビ業界に、広告の仕事が減ってきている現状があります。

テレビや新聞を見なくなった人が増え、広告収入が減ったとされています。(前年同期107億円の黒字)

 

来年はオリンピック景気で今年のような数字をはじき出すことはないでしょうが、

その先の景気動向は様子を見ないとわからない。

ヘアサロンのような仕事は消費に強く影響する業種ですので、消費者のお財布をしめるような状態が続くと、

 

これから先の動向をみても不安定です。

この先はヘアサロンの縮小や倒産など増えてきます。そんな時代にあってお客さまのひもが緩むような、

薬剤やヘアメニューがこの先とても大切な要素になってきます。

目次

1.髪に適切に作用する厳選された薬剤

2.スタッフの質だけでは売上上昇は見込めない


1.髪に適切に作用する厳選された薬剤


■パーマ「カーリング剤」やヘアカラー「オイルカラー」など差別化で質の高いメニュー

カーリング剤はどこのメーカーを使っても同じというような時代は過ぎ去り、

ヘアカラーにしても多くのメーカーから発売されています。ディラーやこだわりのないスタイリストなどは無関心の人も多く、

美容組合の3分の1の価格で仕入れて通常の価格で、お客さまに請求する自分の利益を考えている人もいる。

 

ヘアカラーでも各社によって内容成分によりちがいがあります。

ウエラはサイドや光沢感、ミルボンは瞬時に鮮やかに、ロレアルは特許成分など各社持ち味があります。

うちのサロンでは持ちがよく染料の特許を多くを持っている、アルーリアやイノアを使用しています。

 

アルーリアもトナーといって毛先に使う、アルカリのトリートメント成分の(トナーは)約3倍配合されている。

アルーリアのトナーを毛先に使い、根元にアルーリアのアルカリ剤を使用しています。

ロレアルの良さは染料にあって、暖色系の色は定評があったのですが、

 

リュニューアルして寒色系の色も特許をとって、他社では表現できない深い透明感ともちの良さを実現しました。

ロレアルの寒色系の染料は、国内のヘアカラーに一石を投じて、ロレアルの許可がないと使用できない、

染料(グレジュー)をもっていて、色も日本人にあった色を表現します。

 

イノアも著名ヘアサロンが続々メーンヘアカラーとして使用しています。

洗い上りのよさや、キューティクルにコーティングする深い透明感が理由です。

キューティクルのが親油性のため、浸透性も高く、おかげでアンモニアも無配合で臭いひとつありません。

 

お客さまからのリピーターも多く、宣伝効果も高い。


1.スタッフの質だけでは売上上昇は見込めない


■ヘアサロンの縮小とヘアサロンのキャパシティーが減っていく

ひと昔前までなら、優秀なスタッフさえそろえばヘアサロンも繁盛していましたが、

立地や人口や人の流れだけでは繁盛しない、ヘアサロンのキャパシティーが少なくなってきている。

1人のお客さまを何軒かのヘアサロンを奪い合う状態です。

 

一言でいうと本物しか残らない時代に到来している。

逆にいうとサロンのオーナーが現場をよく知り管理して、お客さまからのリサーチする情報分析ができないと、

売上の上昇はむずかしい現状です。

 

ヘアサロンの経営者(人を大事)に人が石垣で宝ですが、余裕がないため生の情報を得るのが不得手です。

もし、知った情報でも人から聞いた話など実感がないことが多く、

本物の情報を得ることができません。人を管理するのが忙しいのと、経営者が現場を知らないとむずかしい。

 

すこし前まではそれでも増収増益が可能でしたが、現在の消費者の動向も早く、

本物の声や情報を得るのがむずかしい状態です。美容師も経営と技術はわけて考える時代に入っています。

1人-2人サロンでも情報と技術の向上するヘアサロンでしか生き残れないですね。