ヘアケアマイスターの狙いと内容について
質の高いスタイリストが知識をもつことで美容業界も活気ずく
1.ヘアケアマイスターの狙い 2.内容をもっと実践で使える内容にしたほしかった
ヘアケアマイスターを立ち上げた意義は、質の高いスタイリストを育てるため美容業界が立ち上げた。
美容メーカーが毛髪、パーマ、カラー、皮膚科学、をまとめで、年2回行い合格したものに与えられる。
プライマリー・ミドル・ヘアケアマイスターの試験を計4回を合格したのみ、合格認定される仕組みです。
内容をみるとデミが作った、毛髪理論や薬剤の理論が多く、ヘアケアマイスターの内容に取り組まれているようです。
美容メーカーやディラーが協力して作成したものですが、
参考にはなりましたが、事実確認にいくつか疑問など感じる点はありました。
スタイリストが参加して作成すればもっとよいものが作れたと感じます。
髪質改善で日本でトップの方々が参加することで、内容も良いものが作れたと思う。
目次
1.ヘアケアマイスターの狙い
2.内容をもっと実践で使える内容にしたほしかった
1.ヘアケアマイスターの狙い
■美容室の件数も溢れ飽和状態のなか質の高いスタイリストが急務
確かな理論によって内容にもとずいた質の高いヘアサロンが増え、
結果的に繁盛店が増えることでメーカーやディラーの経営も安定し繁栄するわけで、
いまのままだと危機感が美容業界全体が低下傾向になるため、ヘアケアマイスターを立ち上げたものだと思う。
実践に基づいた内容になっています。
カウンセリング時の毛髪診断など、毛髪の構造を知ることで、知識から見えてくるヘアカラーやパーマに役立ちます。
ホット系パーマや縮毛矯正などから起こるタンパク質変性などの対応など、サロンの実践で役立つことが多い。
パーマやヘアカラーについての内容の一部です。
【毛髪と薬剤(パーマ剤)の関係】
還元剤が傷む理由のこと、混合ジスルフィドをつくりますが、ジスルフィドが残ると毛髪の弾力性や強度が低下します。
酸化剤を置きすぎた場合は、システイン酸が残り、S-S結合が戻ることがありません。
アルカリ度の高い還元剤は、過剰処理や過剰酸化によって、ランチニオンができるとS-S結合が減ってしまい、
毛髪の弾力や、や強度が低下します。こんな具合に学校では勉強しなかった、コールドパーマの作用における、
マイナスの薬剤における化学反応が、髪にどんな影響を及ぼすのか?
学校では勉強してないことを勉強します。
【毛髪と薬剤(ヘアカラー)の関係】
毛染めはアンダーカラーを読み取り、補色によって希望の色を出す知識を重点的に説明しています。
ヘアカラーは明度と彩度にブラウンコントロールをベースに、アンダーを読み取り施術を行います。
学校ではアンダーカラーの定義すら勉強の項目もありませんでした。
ヘアケアマイスターの内容は、ヘアサロンで実践的に行う内容をまとめた教科書みたいなもので、
なかなか理論を重ねたものがサロンでも教えてくれない、そんなスタイリストには勉強になっていますね。
2.内容をもっと実践で使える内容にしたほしかった
■理論は最低限で実践で知識や使える内容にしてほしい
毛髪の構造なども最低限で良かったと思う。すこし理論に走り過ぎた内容になっている。
ホット系パーマの中の縮毛矯正やデジタルパーマも、内容的にあったほうがいいがもうすこし、
髪のダメージの修復などの髪質改善など盛り込んだほうが良かった。
話題になってサロンでもお客さまに効果がある、中間処理剤などの種類や効果について、
レブリン酸やマレイン酸などの薬剤の役割です。前処理や後処理の薬剤など、
ぺリセア・18-MEA由来成分・CMCなど髪とパーマやヘアカラーに通じる処理剤など、
使うことでかなり効果も高く、しかもお客さまももとめたいるヘアケア剤だからです。
中間処理剤のマレイン酸とレブリン酸などは、カーリングやヘアカラーの持ちや質感が大きく変化し、
質の充実の薬剤だからです。あくまでも要望ですが感じました。
一生懸命に勉強して「ヘアケアマイスターに合格」しましたが、ちょっと内容に不満な点もありました。