国内にあるベースヘアカラーの染料の種類
優先順位を考え明るさや彩度を計算する
1.アルカリカラーを均一に染める方法 2.グレイカラーのQ&A
ヘアカラーはメーカーの色の染料によって、希望の色が発色が可能ですが、理由はブラウンベース染料によって、
発色が変わることで、赤みが強いミルボンや、青みが強いロレアル、高発色高明度のアリミノ、
クリア感を重視したビューティーエクスペリエンスなど、メーカによって色味や明度が変化します。
一般的の国内の資生堂やミルボンは明るさを重視し、赤みをベースにブラウンを開発しています。
ロレアルやウエラは赤みというよりも、やや青みをベースに染料が作られています。
グレイカラーの色味や、ブリーチオンカラーの発色に役立ちます。
目次
1.アルカリカラーを均一に染める方法
2.グレイカラーのQ&A
1.アルカリカラーを均一に染める方法
■補色などのを迎える外資系で補色など色を混ぜる国内ヘアカラー
一般的に日本人は黒髪ベースのため、赤ベースにブラウンに染料が多い、
外資系は欧米人のブラウンのため、補色は少なめにピュアな色をベース染料に、
いずれもメリットやデメリットが存在し、お客さまの好みや明度&彩度で色を表現します。
外資系とはいってもロレアルのように、カナガワに日本人のためのヘアカラーを研究しているヘアカラーメーカーもあり、
かならずしも染料によって左右されるわけではありませんが、
国内にあるヘアカラーの主要の4つくらいは、理解すると色の使い方によって、色の表現がしやすくなる。
グレイカラーをとってもA社と、B社では色の発色も大きく変わります。
いままでは、それでもお客さまに通用できますが、質を重視しお客さまが思った、色やダメージを少なくすることが、
ヘアサロンの本当の意味での質の向上にもつながり、差別化したヘアサロンの展開が図れます。
グレイカラーから、ブリーチオンカラーのようなヘアカラーを、均一に美しくお客さまの希望通りに、
仕上げることで信頼関係も強くなります。
ヘアカラーの染料を知ることが、サロンの営業に大きく変化します。
2.グレイカラーのQ&A
■赤みベースの染料はかならずしも悪くはない
日本人が一番嫌う褐色は、赤みが残留することで、赤みベースの場合は褐色後は赤みを増長させますが、
マイナス面ばかりではなく、赤みベースの寒色系(グレジュー)は明るさが保たれ、
グレイカラーでもしっかり明度を表現します。
逆に青みベースのヘアカラー剤は、色の褐色は迎えられますが、明るさが出にくい側面があり、
同じ10レベルの寒色でも、赤みベースは明度が出て、青みは暗くなる傾向があります。
大人世代のグレイカラーは一般的には、明るさを希望する人が多く、赤みの褐色が嫌いな人を上回ります。
反面お客さまは赤みは嫌だと言うので、そのへんが困るところですが、
色のベースさえわかっていれば、明度や彩度のコントロールが可能です。
大人世代の40代~50代の方は、娘さんよりもキレイ方がたくさんいますので、
明るく彩度も表現することで、グレイカラーでも十分にアルカリカラーの色味に仕上がります。