ヘアカラーのアルカリカラー&低アルカリ剤
アンダーカラーと毛髪診断を確認し染料剤を選び希望色に
1.アルカリカラーを使う時 2.低アルカリカラーを使う時
ヘアカラー剤は各メーカーより多種多様なタイプが発売されていますが、
使い方はさまざまで、染料の濃度や染料の濃さもまちまちで、
どのタイプを使うことが適切か迷うことがあります。
会社だけでも20社以上あり、中小を合わせると50社以上はあると思われる。
その中でもある部分に突出している、ヘアカラーを選択し、染毛することで理想的な発色に仕上がります。
目次
1.アルカリカラーを使う時
2.低アルカリカラーを使う時
1.アルカリカラーを使う時
■ブラウンベースに何色を使うかで、色の発色が変化する
ブラウンベースには赤みがもっとも一般的で、色もリフトアップしやすく暗くなることはありません。
デメリットがないわけではなく、褐色しやすく赤みが出やすい、
染料が抜けた状態を過ごさないといけない。
日本のメーカーがつくるのは、ほとんどが赤みが多いですが、
最近は赤みではなく、青みベースが多い、色が赤みになることを防ぐことと、
寒色系のグレジュー色がトレンドだからです。
青みベースはイルミナやオイルカラーです。いずれも海外にある国内で使われるサロンヘアカラーです。
とくにロレアルの青みの染料は、ロレアルが特許を持っているため、
日本のメーカーはロレアルに許可をとってこの成分を使っているそうです。
ここ最近は、ミルボン「アディクシー」や、ウエラ「イルミナ」、ロレアル「イノア」などですが、
アディクシーを除いては、オールラウンドで使えるのは、イルミナとイノアです。
アルカリカラー~グレイカラーまで使用可能で、イノアのオイルカラーは来春に12レベル以上も発売される。
高単価・高品位なヘアカラーがトレンドのようです。
2.低アルカリカラーを使う時
■髪のダメージと染料の薄さが魅力
低アルカリが重宝している理由は、毛先のダメージケアと、染料が薄いこと、
傷みをきにする、若い世代から、大人世代も多く、
髪を傷めない部位(既存毛)に使い、繰り返し染まてもダメージが残らない、低アルカリ・中性タイプのカラー。
もう一つの利点は、ブリーチオンカラーのセカンドカラーに使われる。
染料が薄いため、明るい薄いヘアカラーに適しています。
寒色系のグレーから、暖色系のミルクティまで、いろの薄さの発色が可能です。
アルカリとくに最近のヘアカラー剤は、染料が濃いタイプが多く、
明るい薄い外国人のような色は出てきません。深く色が入りすぎるためです。
オルディーブネオヴィンテージラインや、ウエラのソフタッチなどが効果的です。
ミルボンは直接染料が配合されているため色がキレイに発色しますが、落ちやすい欠点が存在します。
ソフタッチにして濃度も弱いため、褐色も早く落ちやすいので、短時間で流すことが多い、
低アルカリですので、髪の状態によっては放置時間を長くおく必要があります。