ブリーチ後のヘアカラーを失敗する理由

のダメージやヘアケアを重点的に考えおしゃれを楽しむ

1.エモージュカラーの意味を理解する 2.低アルカリ剤とレベルの明るさによってレシピが変化

経験がものをいう技術ですねブリーチ後のヘアカラーは、通常のヘアカラーだけを施術をしているスタイリストでは、

対応しきれない技術です。ヘアセットサロン専門店のように、ハイトーンカラーを毎日繰り返すと上達も早い。

ヘアカラーの知識は、補色の使い方、明度のコントロール、薬剤知識など把握する。

 

また、セカンドカラーは通常は低アルカリ剤を使うことが多い、

理由は染料もすくなくいわゆる”うすい”明るい色の発色が可能だから、

低アルカリ剤でも染料が濃いと色も暗くなり、彩度を表現することができないからです。

 

目次

1.エモージュカラーの意味を理解する

2.低アルカリ剤とレベルの明るさによってレシピが変化


1.エモージュカラーの意味を理解する


■赤みを削りソフトでやわらかい質感を表現する

エモージュカラー「やわらかく透明感のある色を出す」赤みを削る18レベル以上の色を出し、

寒色系のブラウンと、肌馴染みを良くするためにピンクを少量配合してのせていく。

ブラウンを配合することで、高明度でも色が沈み過ぎるのを安定し、さらに色むらを防ぐ。

 

明度が高い色を出すには色と明度の関係を知り、薬剤をコントロールする知識が必要です。

16レベルと18レベルの明度でも、ヘアカラー剤の混合比も補色の選定も変化します。

色の混合比や明度の関係も美容雑誌などの情報がわかるので、最低限知る必要性があります。

 

情報を知るだけで、経験が足らない場合でも失敗するリスクが低くなる。


2.低アルカリ剤とレベルの明るさによってレシピが変化


■ベージュ系のグレイ・ベージュ・ラベンダーの色出し

明度と彩度の色だしに必要なのは、赤みが少ないベージュ系に低アルカリ剤が適しています。

16レベル以上のリフトアップした毛髪と、19レベル以上のリフトアップした毛髪は、

色素量をコントロールしながら色出しを行います。

 

ウエラのソフタッチを使用する。赤みが少なく色の薄いベージュで、やわらかみのある色出しが可能。

 

「ベージュ系の19レベルのリフトアップした毛髪のレシピ」

ベージュブラウン系6レベル+コバルトアッシュ系6レベル+ピンク系6レベル 10:1:1

「ベージュ系の16レベルのリフトアップした毛髪のレシピ」

ベージュブラウン系6レベル+コバルトアッシュ系6レベル+ピンク系6レベル 2:1:1

 

色のレシピはイエローを消すためアッシュ系を少しプラス。

寒色に行き過ぎないようピンク系をプラス。イエローも迎えるのは16レベルも同様です。

 

「グレイ系の19レベルのリフトアップした毛髪のレシピ」

アッシュ系6レベル+ベージュブラウン系6レベル+ピンクバイオレット系6レベル+クリア 1:1:1:6

「ベージュ系の16レベルのリフトアップした毛髪のレシピ」

アッシュ系6レベル+ピンクバイオレット系6レベル+ベージュブラウン系6レベル+クリア 3:1:1

 

シルバー(グレイ)を単品だとシルバーの色が出てくるので、ベージュとピンクをプラスすることで、

やわらかなグレーにする。

 

「ラベンダー系の19レベルのリフトアップした毛髪のレシピ」

ブルーバイオレット系6レベル+ピンクバイオレット系6レベル+ベージュブラウン系6レベル+クリア 2:1:1:8

「ベージュ系の16レベルのリフトアップした毛髪のレシピ」

ブルーバイオレット系6レベル+アッシュ系6レベル+ベージュブラウン系6レベル 2:0.5:1:1

 

ブルーバイオレットをメーンで選択。色が強すぎるのでマイルド感を出すために、

ピンクやベージュで配合する。16レベルはアンダーの色を消すために、アッシュを混ぜ色を抑える。