パーマヘアがチリチリになる訳と改善方法
水洗いしないことで還元剤が酸化中も止まらない
1.キューティクルにカギがある 2.チリチリはかかり過ぎだけが原因ではない
髪は年齢やへデザインなどでパーマのかかり具合を振り分ける。
バージン毛はよほど放置時間をおかない限りは、チリチリにパーマがかかることはない。
理由はキューティクル表面がダメージがないことで、薬剤の中のアンモニアやアルカリ剤が作用がしずらい。
パーマは何度かパーマをかけるとキューティクルが剥がれ、コルテックス内の栄養分が流失する。
キューティクルの枚数はおおよそ3枚~10枚が日本人の枚数だと言われ、欧米人の数は多く13枚くらいあると言われています。
パーマがチリチリになる理由はキューティクルが関係している。
目次
1.キューティクルにカギがある
2.チリチリはかかり過ぎだけが原因ではない
1.キューティクルにカギがある
■キューティクルの構造S1(親油性)、S2(親水性)の構造に分かれる
美容学校で毛皮質からチオグリコール酸が中から作用し、シスチン結合を切って、再結合させるコールド理論が一般的でしたが、
理論的に電子顕微鏡などで還元剤が作用する状態は見られないそうです。
主にキューティクルと毛皮質の外層に作用しパーマがかかるようです。
いまから、5年前に「クリープパーマ」といわれて、毛皮質内で作用し放置時間によってぐるぐる回って、
シスチン結合を再結合させるという理論ですが、これは、パーマ(カーリング剤)を使って研究した、
日本の薬剤のトップの人が調べてあきらかになった話です。
国内の大手のメーカーの方も多くはその意見に賛同したそうです。
そんな結果を交えて、キューティクルのS1(親油性)、S2(親水性)を利用し作用することが大切なようです。
名古屋の美容ディラーの「クチクラ」さんのラミダスカールは見事に実現しています。
S1(親油性)に1%のチオグリコール酸をワインディングを巻く前に浸透させ、
S2(親水性)のシステイアミンを巻いた後に塗布の、2還元式パーマです。S1とチオグリコール酸と、
S2もシステイアミンはは相性が良く、効果的にストレスなくパーマをかけられる。
プラス中間水洗と中間処理剤とアフタートリートメントをすることで、均一なきれいなカールが実現する。
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2.チリチリはかかり過ぎだけが原因ではない
■還元剤は酸化剤途中でもとまらない要因がある
中間水洗をしないと髪に還元剤の軟化がとまらずにキューティクルに作用し続ける。
それがヘアカラー毛や縮毛矯正などのダメージ毛は、キューティクルの枚数も少なく、枝毛や裂毛状態になってチリチリになる。
毛髪内から栄養分も流れ出すので、ダメージも蓄積し、パーマ持ちも悪くなる。
それを避けるために中間水洗を行うことで、還元剤を流し酸化力も高まり傷みを最小限に、パーマの持ちを良くするわけです。
ヘアサロンで行っているノン水洗は均一に欠けるために、しないといけない施術作業ですが、
まだ、8-9割くらいのヘアサロンは行ったいないようです。
どのメーカーもカーリング剤のヘアセミナーで、水洗するのはそんな訳があります。
これから水洗をしできれば、中間水洗→アフタートリートメントをおすすめします。