ブリーチ剤のケミカルな基礎知識
技術の前にヘアカラー理論を把握し営業に役立てる
1.ブリーチのケミカル知識 2.ハイトーンカラーと補色の関係
ブリーチカラーはヘアサロンによっては、サロンによっては一般的な施術であるなど、
若いスタッフがカットよりも先に、ブリーチやホイルワークを身につけているサロンも多い。
サロンによってはほとんどブリーチやハイトーンカラーの、メニューを希望しないサロンも多いため。
メーカーのヘアカラーセミナーは、ヘアカラー(ブリーチ・ホイルワーク)などのヘアセミナーを開催。
ヘアセミナーの受講生も、カットやパーマよりも集まるようですね!
技術のハケの操作や、ヘアカラーのレシピなど大切ですが、ヘアカラーの基礎を理解する必要があります。
目次
1.ブリーチのケミカル知識
2.ハイトーンカラーと補色の関係
1.ブリーチのケミカル知識
■ブリーチの塗布量がキーワードです
ブリーチ剤の量はヘアカラーの2倍の量を必要とします。
量が少ないと十分にパワーが作用しなかったり、均一に染まらずにムラが起きやすくなる。
見た目の量の適量は、髪が覆いかぶせるくらいたっぷり塗る。
ヘアサロンによって、放置時間を1時間おいてから流す、2-3度続けてブリーチを行う、
ヘアサロンによってまちまちですが、回数は少なければ少ないほど髪の負担も軽くなる。
そういった意味ではヘアカラーの量の2-3倍で、回数を少なくすることで均一ムラなく染まります。
感じやすく敏感なセンシティブな髪の状態になるブリーチですが、
キューティクルがブリーチによって膨張したような状態であることを理解する必要がある。
ひっかかる毛髪をムリに引っ張ったり、力を入れすぎるのは避ける。
ハケは根元から毛先に移動することが負担も軽くなる。
1.ハイトーンカラーと補色の関係
■ヘアカラーはアンダーを確認し補色を計算する
ヘアカラーを均一に染める場合はアンダーを見極め、ヘアカラー剤の染料と種類を確認する。
アンダーは赤みや黄みに傾いたアンダーを、どの色を混ぜると均一になるかを計算する。
染料のタイプも重要な要素で、染料が少ない低アルカリ剤を使うことにありますが、
メーカーによって低アルカリでも、染料が濃いタイプと薄いタイプがありますが、
普通は染料の薄いタイプがベストです。濃いと色が入り過ぎて透明感が出てきません。
個人的におすすめは「ソフタッチ」で、染料も薄く、種類も多いので使いやすい。
ヘアカラーの上手な有名店ではソフタッチを使っている。
アルカリカラーでも色によってはOKですが、15~18レベルまでリフトアップしたベースに、
繊細で透明感を出すには、低アルカリ剤ないと表現できない。