ヘアセミナーのレベルとサロンワーク
ヘアデザインこそ重要なファクターですがベーススキルがあってこそ
1. ヘアカット差はサロンによって大きい 2.計算とカットデザイン
ヘアデザインの面白さは、カットを活かされてこそで、
カールやヘアカラーのテクニックは光らない。ヘアスタイルの持ちの良さもカットですし、ヘアスタイルの再現性も同様で、
ベース的なカットスキルを忘れがちのように気がします。
カットのスキルはヘアサロンによって大きな差があるからです。
著名なヘアサロンのヘアセミナーでも、パーマやヘアカラーは一時期的に良くても、
再現性や正確差など問題があるように見え、カットのレベルがかならずしも高くないような気がします。
目次
1.ヘアカット差はサロンによって大きい
2.カットベースを磨くことをが大切
1.ヘアカット差はサロンによって大きい
■今年はカットの年になる
好きでいろいろなスタイリストのセミナーを受講しましたが、カットが正確でプラスアルファのスタイリストは、
ほんの一握りでどちらかに偏ったスタイリストが多い。ヘアデザインも優れカットも正確な人は本当に少ない。
魅力のあるヘアセミナーは原宿の老舗のヘアサロンだけでした。
ヘアデザインが良くてもカットが雑なサロンであったり、ヘアメークの仕事をそのままであったりと、
ヘアサロンの正確で型くずれしないカットではないことが多い、サロンワークなど使えない内容が多い気がします。
他にはウィビングやヘアカラーは合格点だけど、カットは・・・
サロンワークでもスタンダードなレベルであったりと、原点はヘアデザインを支えるカットが特化していないと、
いけないかなぁ~と感じます。
2.計算とカットデザイン
■ビダルサッスンは偉大なスタイリスト
カットは上のレベルにおいての差は変わらないと話されるスタイリストさんが多いですが、
個人の感覚でちがいはありますが、センスや特化した技術、例:ヘアカラー(ウィビング)やハイトーンカラー、
ヘアデザイン力、へアセット力など凄い人はいますが、
全てのうえでカットがベースになるわけで、基本のカットが雑なスタイリストが多い。
ヘアデザインが設計図で、設計図の通りに正確にカットすることが、サロンワークにとってベースの部分です。
いくら1時間で4人のお客さまを担当しても、仕事が雑だったら意味もありません。
再現性が1カ月過ぎても、サッと”カタチ”に仕上がるサロンワークの仕事を再確認する。
ビダルサッスンは依然は日本のタカラベルモントでしたが、タカラが集めたビダルサッスンのスタイリストも優秀でした。
名前は著名なスタイリストではありませんが、正確に計算されたスキルは最高だと感じました。
ヘアカラーやカール&ウェーブもいいですが、根本はデザインを生むカットだと信じています。