ヘアカラーくすみ感とくすみ感ない染料
メーカーによってくすみがあるくすみがないメーカーとのちがいがある
1.くすみ感のあるメーカー 2.くすみ感のないメーカー
くすみとは自然な色をいいます。くすみ感のない染料をつかっても、色をミックスするだけで、
くすみ感を出すことが可能で、逆にくすみ感のあるメーカーでも、くすみ感を迎えることも可能です。
いまのヘアカラーのトレンドとしては、いずれも該当しないことが多い。
イルミナは売れていますが、どちらかといえばくすみがない種類のヘアカラー剤ですし、
オイルカラーのイノアやアルーリアはくすみ感が出やすいヘアカラーです。
個人の感想で使ってみて感じる、ヘアカラーくすみ感とくすみ感ない染料をまとめてみました。
目次
1.くすみ感のないメーカー
2.くすみ感のないメーカー
1.くすみ感のあるメーカー
■ロレアル(アルーリア)やアリミノ(アドミオ)はくすみが出やすい
いずれもベースは青みベースの染料を使い、酸化染料にこだわり髪の深く透明感と色が発色し、
表面のツヤは毛髪の深い部位から出てくる染料を使い、持続性の高いヘアカラー剤です。
酸化染料にこだわった染料を使い、グレジュー系の色が日本人にあった色が特徴的です。
2つのタイプはさすがに1本単品の、ブルー系などを使用するとくすみがない色ですが、
寒色系のベージューやブラウンに近い色を、20%~30%ミックスすることでくすみのある色が出てきます。
このタイプは毛髪の深い部分に、栄養分や染料が浸透するタイプで持ちの良さが特徴的です。
酸化染料にこだわった成分を使用しているため、くすみ感も出やすい染料を使っています。
イルミナやコレストンプラスも酸化染料が主体ですが、ウエラの場合は毛髪の光沢感や鮮やかさが出て、
くすみ感も出にくい染料タイプを使用しているようです。
髪の浅い部位に透明感が出る、そのため艶感もあり染めた直後はキレイな発色があります。
1.くすみ感のないメーカー
■赤みをベースに使うメーカー
キャラデコ(中野)は赤みベースでビビットな色を出す染料が狙いで、色のくすみ感とはかけはなれている染料を使用。
ビビットな色を色を出すことが目的ですので、くすみ感とは対極の色がメーンです。
オルディーブもグレイカラーは赤みベースで、くすみ感の色が出ずらい色と言えます。
*ミルボンシーディルは青みベースの染料使用。
オルディーブの場合はアルカリカラーに直接染料を配合し、くすみ感の弱点を補った染料構成になっています。
通常の酸化染料では出ない寒色系の色を、直接染料を配合し補っているように感じます。
好き嫌いのスタイリストの好みもあるので、くすみ感とくすみ感ない染料を使いこなしましょう。
これから先は使って簡単に染められる、イルミナやオルディーブカラーと、
アルーリアやアドミオなど深い艶のあるタイプが、2種類のタイプが使われることが多くなる。
アシスタントでも染まるタイプ、オリジナルな色を作り出すタイプ、グレジュー系が均一なタイプと分かれる。
個人的にはオリジナルな色を作るアルーリアと、グレジュー系の色がキレイなアドミオが、
キレイで均一にしかも持続性が良いヘアカラーを使っています。