50代のグレイカラー(白髪)とハイライトカラー
30代~60代まで幅広い白髪を隠すカラーではなく色を楽しむ質感
1.アンダーと毛髪の色とハイライトカラー 2.大人世代の方が多く希望するハイライトカラー
従来のような白髪を隠すためのハイライトカラーではなく、色と明るさで楽しむヘアカラーに変わってきていて、
陰陽感と彩度によって軽さや動きを表現する。ベースカラーでハイライトやローライトもの変化を入れ、
顔を小さく見せたり、顔を健康色に見せたりすることができます。
ホイルワークで取る毛束もスライシング(0.5mm~1cm)から長方形に分け取り、目立たせるように配置します。
ロングの場合は耳回りから、えりあし部位、オーバー部位など少ない本数でも効果が出て、
価格も安くなるため使う用途も広く、ショートヘアからロングまで使えるスキルです。
その他にはウィビングやバレイヤージュなどのスキルも1.の項で説明します。
目次
1.アンダーと毛髪の色とハイライトカラー
2.大人世代の方が多く希望するハイライトカラー
1.アンダーと毛髪の色とハイライトカラー
■毛髪のタイプによって年代を考えヘアーカラーのタイプを考え陰陽感を表現
20代前後から70代まで幅広くできるハイライトやローライトです。
若い世代の20代~40代くらいまではバレイヤージュなどで、ハケで自由に創作するよう陰陽感を出したり、
グレイカラー(白髪)とハイライトの明るさや色を調整しながら色のマッチングを図る。
アルカリカラーやグレイカラーはベースの色を決めた時点で、色のハーモニーを考え相性のよい色選びをを行う。
ハイライトの色のむずかしいのは寒色系のゴールド系(イエロー)で、ハイライトの色のちがいが同色のためわかりずらい。
暖色系の色も同じことからハイライトの色を出すことは少ない。(ベースがオレンジでハイライトがピンクは少ない)
多いのはグレジューベースにゴールド系6-8レベルの彩度をミックスしたミックスが相性が良い。
ベースが(寒色系)灰色12レベルでハイライトがゴールド系は色がお互いを引き立てる色です。
ブラウン・ベース6-8レベル色は使いやすく、ハイライトは12レベルのピンク・ナチュラル系がよい。
同系色をベースとハイライトには明度の大きな差がないと
2.大人世代の方が潜在的に多く希望するハイライトカラー
■スタイリストの提案力が必要です
グレイヘアカラーとハイライトを同時に行うことが大切で、
グレイヘアカラーの後でハイライトを行うと時間がかかり過ぎてしまい、お客さまも嫌がる方も出てきます。
ハイライトのホイル分け+アルカリカラー根元+ハイライト部位を塗布+アルカリカラーの毛先塗布。
放置時間と流しを入れて1時間30分くらいで仕上げ、カット&ブローの時間を入れて2時間30分が理想です。
施術方法としてはグレイヘアカラー+ハイライトも、アルカリカラー+ハイライトも同じ施術方法で行います。
初めにホイルで分け取りと塗布の手順で行う施術が、覚える手順として慣れが必要になります。
ハイライトの部位もスライシングやウィビングなど使い分ける。
一般的に本数が少なく色が目立つスライシングで、細かくカットラインに沿ったウィビングとありますが、
スライシングは価格や比較的少なめで、取る面積も広いため価格も低い。
ウィビングは細かく全体に施す場合は高いのが一般的です。