美容室のヘアカラーメーカーの種類と色の発色
ヘアカラーメーカーによっての色の発色
1.コレストンプラス-オルディブ 2.アルールア-オイルカラー
ヘアカラーにはさまざまな種類があり毛髪や好みによって、オーガニック・低アルカリ・アルカリ・デザインカラーがある。
アルカリはコレストンプラス・オルディーブ・アルーリアなど一般的に扱うヘアカラーで、
低アルカリはソフタッチ(ウエラ)・ハーフトーン(ミルボン)・トナー(ロレアル)など低アルカリではなくても濃度が薄く、
毛髪のダメージを迎えるヘアカラーがあります。低アルカリでも染料が薄いソフタッチはブリーチ後のセカンドカラーで使用。
アルーリアの既存毛(毛先)にはトナーなど髪にダメージを迎えるタイプがあります。
デザインカラーではイルミナのようにしっかり染まり、アシスタントでもスタイリストでもちがいがないタイプから、
セカンドカラーや明るい色を出すアディクシーなど濃い染料を使った染料などがあります。
目次
1.コレストンプラス-オルディブ
2.アルールア-オイルカラー
1.コレストンプラス-オルディブ
■鮮やかで光沢感のあるコレストンプラス外国人のような色が瞬時に出るオルディーブ
コレストン時代から光沢感と鮮やかな色彩が特徴のウエラ。アルカリでもグレイでもどちらも同じ色彩が出てきます。
とくにグレイカラーはコレストンプラスに変わりツーンとしたアルカリ臭や、薬剤もやわらかく染めやすく進化しました。
色の鮮やかさも健在で光沢感も一層増した印象があります。
オルディーブは外国人のような色を意識したグレージューの色が出やすい。
単品のヘアカラーでアシスタントからスタイリストでも染まるヘアカラーです。
ミルボンのインストラクターも他の色とのミックスは推奨していません。
ヘアカラーの色は暖色系のオレンジやレッドは単色であるものですが、
グレージューの場合は作られた色で発色が出にくい、ミルボンは直接染料を混ぜて色を出していて、
コレストンは酸化染料だけで出していましが、色の発色は良くないですね。
グレージューの色が発色の良いのは特許を持っているロレアルがキレイです。
2.アルールア-オイルカラーとオーガニック
■色をミックスしながらつくるプロフェショナルカラー
アヴェダやヴィラロドラはオーガニック染料で、鮮やかさや発色はアルカリカラーに比べ劣ります。
大人世代をターゲットにおいたダメージと、自然派の毛髪に良いヘアカラーの印象のあるカラーです。
ファッションカラーや微妙な彩度表現というよりも、ダメージと髪にいいヘアカラーといったところです。
オイルカラーは色も毛髪に良いヘアカラーとして、ロレアル独自のグレイカラーからアルカリの要素もあるヘアカラーです。
通常ヘアカラーは100%は水で作られものですが、オイルカラーは60%配合されたまったく新しいタイプのヘアカラーです。
髪触りや色が毛髪の深い部位にまで透明感が出るヘアカラーです。
色の多彩さや色表現においてはアルーリアが適していると感じます。染料が濃いのでそこを意識してレシピを作る必要がある。
グレージューの色がキレイに発色でるのはそれが要因で、特に毛先はグレイカラーでもトナーを使う必要がある。
アルーリアのパリジャンシリーズも染料が濃く持ちがいいのですが、
くすみ感のある地毛の方に使うと、暗くなることもあるので注意してください。
他のベージュベ・オレンジ・パープル・アッシュなども同様で染料が濃いことを頭にいれ混合しましょう。
そこさえ押さえればミックスしオリジナルなヘアカラーでは、ロレアルが一番適したヘアカラーだと思っています。