スプレーと崩れないポイント ヘアセット
最強のパートナーはハードスプレーが最大
1. ハードスプレーPOINT 2.スプレワックスPOINT
自分が美容師に入店した頃は、ある意味ヘアセットの黄金期というか編みカーラーで巻いたまとめていた、
カットが全盛が来て巻く人も少なくなり、ナショナルのくるくるドライヤーが必須で一家に一台が当たり前でした。
ヘアセットも七五三・成人式こそヘアセットでしたが、めっきりヘアセットするひとも少なくなっていました。
それがいまは若いスタイリストも積極的にロングの結い髪を行うようになった!
キャバクラの影響も大きかったのでしょうか?歌舞伎町や六本木の歓楽街にセット専門のヘアサロンも多く出現します。
それからでしょうかヘアセットが人気が出て、今回はヘアセットで崩れないスタイルの作り方をテーマに考えてみます。
くずれないスタイルづくりの欠かせないスタイル剤。
髪を扱いやすくし、完全なキープする効果的な使い方を紹介します。
目次
1.ハードスプレーPOINT
2.スプレワックスPOINT
1.ハードスプレーPOINT
■くずれにくいPOINT
ハードスプレー以外にも脇役的にカールローション・ハードスプレー・ワックスを効果的につかい、
くずれないヘアスタイルをつくりましょう。
【くずれないpoint】全体にスプレー
施術前に・・・全体をほぐしながら、表面に軽くハードスプレーを吹き付ける。トップは上から、
アンダーは下から吹き付ける。毛束を持ち上げ、根元から中間にかけて施す。
〇落ちやすいネープに
えりあしをしっかり上げるスタイルでは、ネープの毛束を持ち、持ち上げ方向に向けてスプレーする。
短い毛を落ちてこないよう施す。
〇落ちやすい耳上に
スプレーを指に吹き付けて、毛束になでつける。剤が耳にかからないうえ、液状になることでキープする。
〇逆毛を立てにくい髪に
逆毛を立てにくい健康毛などは、根元~中間剤が集中しないようにスプレーを左右に振ってまんべんなく施してから逆毛を立てる。
しっかり逆毛が立つことで、フォルムが決まりやすくなります。
【くずれないpoint】仕上げの使い方
仕上げ時にはお団子のカールやちらし感など剤を吹き付けたり、
コームに剤を吹き付け表面をなぞるようにすると、べたつきを抑えながら固定力が高まる。
〇散らしたカールに
散らしたカールをピンポイントで至近距離から、カールめがけてスプレーする。
〇全体に
ヘアセット後全体に吹き付けて完成。剤が顔にかからないよう気をつける。
2.スプレワックスPOINT
■毛束を馴染ませ質感を整える
スプレーやワックスは質感を整えたり、濡れた質感を表現することで使うスタイリング剤です。
ヘアスタイルでいえば夜会や編込みなど、油分や水などを馴染ませることで仕上げにツヤ感や量感があ表現。
【くずれないpoint】編込みにはワックス
ホットカラーやアイロンカールなどにカールを与えた後に、ワックスや水スプレーを少量与えることで、
毛束の網目から髪がでるのを防ぎ、まとまり感がます。
〇馴染ませる
落ちやすい部位や全体に髪を馴染ませるために使うことが多く、えりあし・耳回り・手グシ感・編みやすさ
など、髪が吸い付くように、編みやすい質感を整える。
【くずれないpoint】前髪や横サイドのビューを整える
顔の印象を左右する前髪は、最後の仕上げが重要。ワックスで質感や毛流れを整える。
〇前髪やサイドの毛流れを整える
質感調整に使うことが多く、仕上げの左右のコントロールや毛流れを抑えるための固定力としても使う。