デジタルパーマは全ての人に必要なし

弾力性がない毛髪にはデジタルパーマが合う

1.  髪質の弾力性を毛髪キッドで測る 2.デジタルのようなカール「ラミダスパーマ」

毛髪は人によって弾力性が異なりますが、90%以上の方が普通の薬剤でもデジタルパーマのような質感は理論上は可能です。

残りの10%弱の方がデジタルパーマが弾力性が弱いため合っています。

薬剤だけのパワーに頼らず毛髪に熱を加えることで薬剤の作用が高まります。

 

名古屋の薬剤を販売している「クチクラ」さんの毛髪キッドは、1本の髪のねじり現象を測り、

最適なカールの選定・仕上がりのイメージを把握できます。

測り弾力性が弱い場合には、コールドパーマではかからないのでホット系パーマを使用します。

 

目次

1.髪質の弾力性を毛髪キッドで測る 

2.デジタルのようなカール「ラミダスパーマ」


1.髪質の弾力性を毛髪キッドで測る 


■デジタルパーマは薬剤の進歩でカーリング剤でホット系パーマと同じ質感にかかる

一般的に薬剤でデジタルパーマには、質感はカット技術、薬剤選定、処理剤を使いこなす必要がある。

ほとんどのヘアサロンはシステイアミンの薬剤を使い大きなカールを出しますが、

2還元式のラミダスカール(システイアミン+チオグリコール酸)がベストな薬剤です。

 

はじめの説明で毛髪の強度によって通常のパーマか、デジタルパーマかを見極めるため*毛髪キッドを使用と勉強しましたが、

90%の方は普通のシスティアミンだけでは、デジタルパーマのような質感にはかかりません。

薬剤とホット系ロッドで温めるカールで出には薬剤知識と技術が必要です。

 

2.でラミダスカールを使ってデジタルパーマのような質感を表現します。

*毛髪キッドで髪のねじりの強度を測り、数値によって見極めることが可能ですので、

理論上を数値クリアできない毛髪がデジタルパーマが良い。できれば、濡れデジでかかると早く均一にかかる

 


2.デジタルのようなカール「ラミダスパーマ」


■デジタルパーマはカットの削ぎが重要な要素

カーラーで巻いた大きなカール&ウェーブは技術と薬剤知識があることが条件です。

普通のシスティアミンとカットだけでは、パーマがすぐとれたり、かかりが強すぎたりします。

削ぎが少ないと「パーマがすぐとれる」、強くかかりすぎるのは「毛髪のダメージ度」の見極めと薬剤のパワーが関係している。

 

カットの1.削ぎを均一に中間~毛先に細くなるよう徐々に入れ、2.薬剤をラミダスカール(2還元式)システイアミン+チオグリコール酸

3.プレックスタイプのレブリン酸を中間処理剤(バファー効果)で使用し、4.中間水洗を必須で酸化を高め、

1~4の項目を的確に行うことでコールド式でなくても均一でキレイなカールが得られる。

 

ラミダスカールとは2還元式で、キューティクルのs1にチオグリコール酸(1%)で毛小皮を開き、

s2のシステイアミン(2%)が毛小皮と毛皮質の間の浸透しパーマ折り曲げる。

通常の濃度7%比べ50%ですので髪の傷みも少なく、2還元により効果的にかかる。

中間水洗を行うことで還元と酸化も高まります。

ラミダスカールHPはこちら→

こちらのビデオで薬剤処理で理解できると思います。