デジタルパーマに頼らない方法

なぜ、スタイリストがデジタルパーマを進めるのか?

1.  客単価が良いこと 2.デジタルパーマが合う人は10%です

中間水洗、削ぎ、薬剤を理解し施術を行う。技術の未熟と数をこなすためにすすめる場合も、少なからずいるのが現実です。

デジタルパーマの失敗の多くは、パーマをかけてもすぐ落ちてしまう、要因は削ぎが少ないためで、ボリュームを迎えるため削ぎを入れる。

他も悪い場合もあり、縮毛矯正の施術をしている方がクルクルにかかる場合もあり、ヘアカラーを繰り返している人も多い。

いわゆる美容事故になる恐れもあるため十分に気をつける必要がある。

目次

1.客単価が良いこと

2.デジタルパーマが合う人は10%です


1.客単価が良いこと


■ことばも悪いですがパーマを理解していないスタイリストが施術を行う

デジタルパーマは薬剤やアイロン操作によるダブル作用を理解していない場合が多い、

ヘアサロン側の教育が原因で、おそらく技術責任者がパーマの薬剤や中間処理など理解していないからです。

均一にカール&ウェーブは一つ一つのプロセスが大切で、ロッドに十分水が浸透しているか、ペーパーなども水で湿らる、

毛先は折らない、薬剤を1本1本ていねいに塗布など見落とすことでパーマはかかりません。ロッド巻きスパイラルや巻き方は大きく質感には影響がない。

例:縦スパイラルと45℃の角度で巻いても大喜な差は表れない。どっちからだというと薬剤塗布や水を浸透することが大切です。

2.では技術や薬剤のことを中心に考えます。


2.デジタルパーマが合う人は10%です


■ほとんどの人は薬剤だけでOKです

カーラーで巻いたふんわりした質感は、デジタルパーマだけでしか出ないかは?NOです。一般的な薬剤は必要だけではムリがある。

まず、薬剤はラミダスカール(2還元式)1剤をチオグリコール酸とシステアミンを使う。ちょっとパーマ理論を考えてみましょう。

最新のパーマは中間水洗と2還元式(チオグリコール酸&システアミン)ラミダスカールの3%〜4%で、髪にダメージを迎え均一にパーマがかかる。

キューティクルはs-1s-2の組織になっている。s-1は新油性はチオグリコール酸でずらし、s-2は新水性はシステアミンで折り曲げる。

カール&ウェーブに軟化し水洗した後、酸化し固定力がアップします。ロードアウト後には酸トリのプレックタイプを使用することでケアします。

この流れでパーマを施すことで、90%の人は均一でパーマもかかる。残りの弾力性にない毛髪は通常のデジタルパーマでokです。

ラミダスカールHPはこちら→