ウィビング・スライシングの合わせ方とヘアデザイン
ハイライトはウィビング&スライシングの本数とヘアデザインで調整
1. ヘアデザインによって振り分けるスキル 2.髪の素材で振り分ける
単品のヘアカラーでお帰していい場合のヘアデザインと、ハイライトやウィビングを含ませたほうがいい場合があります。
シャープにフロント付近に1本で十分なデザインと、頭全体にウィビングを施す場合と見極めが大切です。
へアデザインパターンは多ければ多いほど良いわけで、少ないのはスタイリストの力量が問われる。
今回はテーマハイライトやウィビングですが、カットデザインがカラーデザインとマッチしなくては意味がありません。
年代は年を重ねるごとに白髪が増える大人世代には逆手にとって活かすようにデザイン。
若い世代で明るいさや、長さをいかすようコントロールします。
目次
1.ヘアデザインによって振り分けるスキル
2.髪の素材で振り分ける
1.ヘアデザインによって振り分けるスキル
■デザインを生み出すスタイリストの才能と努力がベース
ハイライトやウィビングがキレイに美しく仕上がっても、へアデザインと合っていない場合などは意味がなくなり、
ヘアスタイルを生み出す能力がスタイリストに大切な要素です。ハイライトやウィビングにしても失敗しない使い方があり、
ハイライトは一つとっても種類を使いこなす必要があります。
ロングの場合のスライシングの効果的な使い方は、耳回りやえりあし部位にスライシングは、
少ない本数で多くのメリットがあります。カットデザインを活かしながら軽さを出すには、
全体にウィビングを施し動きと軽さを出し、全体に明るさも出しながら日数がたつと目立たなくなります。
ウィビングは細く分けとる場合とやや大きめにスライスしながら分けとる方法があります。
細かくとればとるほど本数も多くなり、大きめのスライスである場合は本数も少なくなる。
細くとれば予算も高くなり、大きめのスライスの場合は低コストでできる。
レイヤースタイルの毛先に使う「チップ」は、毛先部位だけにハイライトを行うテクニックです。
寒色系ベースに毛先だけに動きを表現する場合によく使う。
2.髪の素材で振り分ける
■大人世代にあったグレイカラーとハイライトカラー
若い世代だけがミックスヘアカラーを楽しむとは大間違いです。大人世代は生活に余裕がある人も多く、
高額な複合ヘアカラーメニューに金額にいとめをつけない人も多く、気に入って頂くと継続的に施術を望む。
ヘアサロンにとって利益と継続を望まれるので大事な収入源です。
一定のスキルがないと提案できない点もあり、サロンにいられる時間も3時間がマックスで、
グレイカラー・ハイライト(ローライト)・プレックスタイプ(トリートメント)を全て施術。
グレイカラーとハイライト(ローライト)は1時間でカットは30分で、2時間でアフターシャンプーも含んだ時間。
トリートメントの時間も入れると3時間くらいがちょうど良い。時間がかかると嫌がる人も多い。
スキル的にはグレイカラーとホイルワークの塗布を同時にすることで、
短時間で1度に施術を行うにはテンポの良さとリズムが必要です。
ホイルワークの本数によっても時間のかかり具合も変わってきます。
ウィッグでレッスンして覚えることで実践でもスムーズにできるようになります。