ダブルカラーアンダーとセカンドカラー
サロンで使うダブルヘアカラーレシピ
1. ダブルヘアカラー2系統 2.イメージを合わせバリエーションを増やす
ハイトーンカラーは技術どうのこうのではなく、ひとえにアンダーを見極めヘアレシピを組み立てること。
ブリーチをともなうダブルヘアカラーは経験と薬剤の知識があることが大前提で、
経験数の多いハイトーンカラーの顧客の多いサロンのスタイリストと、そうでない経験数の少ないヘアサロンでは大きなスキルの差がある。
ブリーチは経験した人数で内容に大きく差がでますが、経験さえ積めばスタイリストであれば一定のスキルは覚えられます。
中でもヘアカラーレシピを知っているスタイリストはアンダーを読んで、色出しが自由自在に操れることも可能です。
目次
1.ダブルヘアカラー2系統
2.イメージを合わせバリエーションを増やす
1.ダブルヘアカラー2系統
■グレイ系・スモキー系
いま多いのは寒色系の”エモージュ”は透明感のある寒色系カラーです。
扱う薬剤は赤みを消してやわらかな質感を表すヘアカラーです。アンダーによっては含みのある色をプラスするケースもある。
グレイ系であれば濃いメタル系の色を作る場合は、ヘアレシピを変えて深みを入れる。
グレイ系
●16アンダーに”うすい”グレイヘアレシピ ウエラソフタッチ
【アッシュ系6レベル:ベージュー系6レベル:ブラウン系6レベル】 3:1:1
*ソフタッチはメーカーの中でも染料が少なくセカンドカラーに向いています。
●16アンダーに濃いメタル系ヘアレシピ ウエラソフタッチ
【s6/7+s6/68+s6/6】+clear 毛髪の状態によって色の分量をコントロール
(1) + (1) :2
スモキー
●16アンダーに”甘さ”スモキーヘアレシピ ウエラソフタッチ 3%ox
【s6/03+s6/5+s6/6】 1:1:0.2
チョコレートに深みにピンクが混ざったテンダーブラウン
●16アンダーに”甘さ”スモキーヘアレシピ アルーリア 3%ox
【ローズシェリ6レベル+ライラックアッシュ6レベル+シルバー6レベル】 3:1+20%
ピンクに偏り過ぎを防ぐためアッシュでピンクを迎える
2.イメージを合わせバリエーションを増やす
■セカンドカラーの究極レシピ
この4-5年はエモジューカラーが求める方が増えている。ほぼすべてブラウンを入れることで赤みを削る色をいいます。
外国人のような色合いで、透明感のある彩度の質感がトレンドです。
アッシュ系の色を多めにパープルを20%前後をプラスします。逆にパープルを多めにアッシュ系をプラスすることで赤みをプラス。
アッシュブラウン・ブルーバイオレット・ピンクブラウンをアンダー部位を見極めながら、
色を組み合わせグレイ・ベージュー系・ラベンダーの3系統の色出しを行う。
【色の組み合わせ】
グレイ
グレイはアッシュを7割にピンクバイオレットと、ベージュブラウンを組み合わせる。
ベージュ
ベージュブラウンを6割~7割ベージュブラウンとコバルトブラウンと、ピンクバイオレットをミックス。
ラベンダー
ブルーバイオレット6割~7割とアッシュとピンクバイオレットとベージュブラウンをミックス。
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