バックシェープグラデションのレッスン

B.Gバックシェープグラデション後方に・下斜め45度に引いて切る

1.  下の段差が狭く前下がりのライン 2.ウエイトバランス・フォルムバランス・ウエイトバランス

今年の3月からピーカーブーアカデミーに通っています。

ピーカーブーといえばビィダルサッスーンのテクニックディレクターを勤め、ヘアサロンでもトップクラスの売上を記録した。

日本の至宝「川島文夫」先生のスクールで先生のモットは現在進行形で、止まらず常に技術において貪欲な精神です。

 

目次

1.下の段差が狭く前下がりのライン 

 2.アンダーと毛髪診断の関係


1.下の段差が狭く前下がりのライン 


■後ろの段差が狭いのがポイントです

グラデーションの定番ですが、その中にも今っぽくカットするポイントがいくつかあります。

オーバーの長さを短すぎないことで、オーバーを短くカットすることでダサイグラデーションになります。

下の段差値は幅が狭く切るのが特徴で、後ろで引き出すボックスカットになるため前下がりのカットとなる。

 

斜め後方下に45度引き出しカットすることで、上の毛は長く下の毛が短い段差で構成されます。

ポイントの3点の他を体で覚えることでグラデーションの基本が身につきます。

 

BOXカット

バック中央から1線目は床に対して後方45度にシェープしてカット。

中央の左右軸を真後ろに引き出しながら、徐々にバックコーナーまで進む。下の図のような展開図です。


2.ウエイトバランス・フォルムバランス・ウエイトバランス


■ウエイトバランス「前下がりボブ」

水平のラインのことをウエイトバランス「水平」には、シンプルボブ・ボックスボブ・ラウンドレイヤーなど水平が起点になるヘアです。

「後下がり」イザドラ・シャギースタイル・ウルフスタイルなどラインのヘアです。

「前下がり」シンプルなボブ(えりあしグラ)・完全な前下がり・前下がりのレイヤードボブ・BOXボブなど斜めのウエイトバランス。

 

「複合型」ウエイトの傾斜が水平で、後ろ下がり、前下がりをミックスしたヘアスタイルです。

ヘアデザインを決めたら数学のように展開図を頭に描きながらシルエットバランスを整えるのが、

ピーカーブーのカット技法でそこにフォルムバランスやウエイトポイントを合わせ、全てのバランスをとりデザインする。

 

明日はフォルムバランスやウエイトポイントを勉強します。