デジタルパーマとパーマを使う場合の毛髪診断

ストレートだけに選択にこだわらないヘアデザイン提案

1.髪質の弾力や髪の状態によって選択 2.ボリュームのある独特な質感のちがい

基本デジタルもコールドパーマもカール&ウェーブすることのは変わりませんが、

デジタルパーマの良さは加熱することでふわっとしたかかりに、コールドパーマでも同じような質感は十分可能です。

髪質や好みなどによりデジタルパーマを希望する人も多いようです・

 

髪質も年齢とともに変化し毛質も細くハリコシがなくなり、

髪の弾力を失う縮毛矯正を卒業してパーマやヘアカラーで変化するヘアスタイルに挑戦してみてください。

ヘアデザインを自分で絞り込まずスタイリストと相談してみてください。

目次

1. 手入れのしやすい変化のこだわり

 2.ボリュームのある独特な質感のちがい


1. 手入れのしやすさ変化のこだわり


■デジタルパーマの大きく巻いたような「フワッと」した質感です

デジタルパーマの質感は温めたふんわりとした巻いたようなカール感です。

コールドパーマでは出せないフンワリ感が魅了のデジタルパーマです。

いまのデジタルパーマには2種類の美容器具の使い方があります。

 

一つは従来の還元剤を付け軟化し、ドライした後に加温ロッドワインディングを行う従来型のタイプと、

新しいタイプの濡れた状態でワインディングするタイプです。

新しいいわゆる濡れデジタルパーマはドライ型に比べ、スピードが半分に短縮し、フワッとした質感はドライ型に比べありませんが、

 

後発でもある濡れデジタルパーマのほうがお客さまにウケが良い。時間が速いのがお客さまにストレスを軽減します。

仕上がり具合はドライほどのふんわり感はありませんが、コールドパーマよりはボリュームも出るので、

デジタルパーマらしい質感も出る。

 

セミやロングのお客さまからの受けはデジタルパーマらしさという点で加熱したほうが”らしさ”は出る。


2.ボリュームのある独特な質感のちがい


■ベースカットの正確さと削ぎがポイントです

正確なカットと削ぎが的確であれば一週間くらい過ぎれば、コールドパーマもデジタルパーマも質感に変化がない、

むしろカット&削ぎが正確であればコールドパーマのほうが、手入れもしやすくシルエットデザインも崩れない。

人はなぜデジタルパーマをかけるのか?フンワリとした質感を求めるからです。

 

ただ、あの質感はスタイリストのヘアデザインと的確なスキルがあってこそです。

デジタルパーマがもっとも効果がでるのは弾力性が著しく低い人で、約5%前後の人で弾力のなさを加熱によってボリュームを出す。

弾力性に富む毛の人は、正確なカットと削ぎによってデジタルパーマより均一できれいなカールも表現できる。

 

スタイリストもこの大事なことよりも、デジタルの美容器材に頼る傾向がある。

デジタルパーマでしか出さないのも事実ですが、だからといってコールドパーマが均一にかからないわけではありません。

髪に弾力がなく、デジタルパーマの質感など求めた人にあうパーマ剤です。