明るい色から色ムラをなくす方法

明るい色は「そのまま明るく」「そのまま暗くする」2種類の選択肢があります

1.アンダーカラーを読みとりブリーチを行う 2.寒色と自然色の選択

アンダーにムラがある場合の処置としては2種類あります。

ムラの部位から全体にブリーチを行い色を均一にする。もう一つは黒染めや寒色系のパープルアッシュをのせる方法です。

ブリーチを行う場合はムラもなくなりほぼ均一な状態に移行します。その後ダブルカラーの施術もできる。

 

15-16fレベルで根元は暗い場合はパープルアッシュなどで黄みを消す方法です。

中途半端な12レベルくらいですとムラが残り色もキレイには染まらない。8レベルというと暗く感じますが、

12レベルのパープル系に染料のみのアッシュをのせると、8レベルくらいの色が落ちてきます。

 

明るい場合は日数を重ねることに染料が抜けて明るさも出てきます。

ハイライトを入れることでも「色ムラの補正」は可能です。

目次

1. アンダーカラーを読みとりブリーチを行う

 2.寒色と自然色の選択


1.アンダーカラーを読みとりブリーチを行う


■明るいヘアカラーからどうしたいのかを明確に意思表示する

中途半端な考えで施術を行うと、失敗するリスクが高く同じ失敗を繰り返すことになる。

明るい色の場合は染料が流れ出てしまい、褐色が早まるので色の種類を選ぶ必要があります。

ブラウンなどナチュラル系の色は流出することも多い、寒色系のパープルアッシュなどの6-8レベルは赤みや黄みを消す。

 

アンダーの状態を見ながら補色を加え色のコントロールを行う。

アンダーとはいままでヘアカラーした履歴状態で、セルフかホームでも染料もちがうため、

新規にヘアカラーする場合は慎重に髪の状態を見極める必要がある。

 

色の状態をはじめの状態にするため、全頭ブリーチを行うことも選択肢があってもよい。

ムラの状態の場合は髪のダメージはあるが、ブリーチを行うことで均一な明るさに維持できることと、

セカンドカラーによって染め直しも可能だからです。


2.寒色と自然色の選択


■アンダーの状態を見極め補色をプラス

ブラウン系の色は赤みもあるため色の褐色が赤みや黄みが出やすく、染めた後も明度のレベルもあがりやすく色持ちも悪い。

12-15レベルのある髪に、8レベル相当の色のヘアカラーをしても、色によってはすぐ明るくなる。

ナチュラル系の色やブラウンは該当するので、補色でもあるカラーコントロールを混ぜることで色持ちも良くなる。

 

たとえばブリーチした若い子が暗くする場合には、ブルー系の色の3-5レベルを使いますが、

ブラウン系の3-5レベルを使った場合はすぐに明るい色になることが多い、

ブルーやアッシュ(寒色系の色)などの色は赤みや黄みを消す色でもあるので、ベース色に補色をアッシュを混ぜることで明度が落ち着く。

 

ラベンダーベースにアッシュを混ぜることで、赤みも黄みもでずらいため色の安定も図れる。