セルフカラーヘアカラー(金属系)では染まらない
市販タイプでも「オハグロ式染料」は金属系のため染まらない
1.金属系ヘアカラーは染まらない(鉄+タンニン酸等ポリフェノール) 2.永久染毛剤は酸化剤は配合されていない
ヘアカラーの染毛剤とはいっても大きくわけて3つに大別される。
一時染毛料といいいわゆるシャンプーのように使う、カラーリンスの一種で1回のシャンプーで取れる。
半永久染毛料は酸性染料をいう、マニキュアと、HC染料や塩基性タイプいいます。
永久染毛料は世界でも流通量が多い酸化染料をいいます。アルカリ剤(アンモニア)と過酸化水素(酸化剤)が化学重合を起こし、
毛髪内のメラニンに働きかけ色を入れていくタイプです。永久染毛の中でオハグロ式は鉄+タンニン酸等を含み、
髪を明るくすることはできませんが、*酸化剤は配合されていない
地肌にやさしく皮膚の弱い方に向いている。今回のテーマでもあるこのタイプを使用するとパーマがかかりません。
国内でもホーユーなど多くはないですがは流通しています。
目次
1. 金属系ヘアカラーは染まらない(鉄+タンニン酸等ポリフェノール)
2.永久染毛剤とは酸化剤が含まれないタイプ
1.金属系ヘアカラーは染まらない(鉄+タンニン酸等ポリフェノール)
■スタイリストも知識がないと対応できない金属系ヘアカラー
美容学校やヘアサロンで先輩や学校の先生などから、なんとなく覚えている程度です。
金属系ヘアカラーとはオハグロ式は、海外のシュワルツコフからヘンケンジャパンの「マロン」や、
ホーユーや資生堂からも発売されている。ヘナも近い金属系ヘアカラーに近いヘアカラーです。
肌や頭皮にも弱いため普通の人が、ホームセンターやコンビニやマツキヨなどでも手に入る。
スタイリストは気にせずパーマをかけても中途半端なカールしか得られない。
それでもかけたい場合は加熱し還元剤のパワーを2倍にするしかありません。
2.永久染毛剤は酸化剤は配合されていない
■化学重合されないため皮膚や頭皮の刺激が弱い
マニキュアや塩基性タイプの半永久染毛料も皮膚刺激が弱いが、
永久染毛料でもある金属系のヘアカラーも、半永久染毛料とともに使われることが多くなっている。
刺激的には金属系のヘアカラーのほうがあるアレルギー反応もあるので注意が必要です。
スタイリストも扱い方や内容成分を理解することが、一般の方も金属系のヘアカラーを使う場合は、
内容成分や分類の種別を把握することが大切です。