髪のメラニンとヘアカラーの関係
髪と肌のメラニン量は平行して多くなる傾向がある
1.ヘアカラーのメーカーの染料や成分を知る 2.染料が沈み込みの傾向がある
肌を焼くとすぐに焼ける人は一般的に、メラニン量が多く黒くなりやすい体質です。
ヘアカラーを行う場合に色が沈み込む人は、メラニン量が多い割合が高い。
逆に紫外線で肌が赤くなる人はメラニンの量も少ない傾向がある。
メラニン量とヘアカラーの関係は色に左右される。フェオメラニンとユーメラニンの2種類ある。
白人はフェオメラニンも少なくユーメラニンも少ないですが、
日本人はユーメラニンも多くフェオメラニンも少ないですがメラニンが存在する。
そのため日本人はメラニンが多いため、ブリーチを行うとオレンジ-イエロー-ホワイトと色が変化する。
白人はメラニンの含有量が少ないため、ブリーチを行うとすぐ色が削れる。
ハリウッド女優がバレイヤージュが多いのもそのためで、色の陰陽感がヘアメニューがほとんどです。
目次
1. ヘアカラーのメーカーの染料や成分を知る
2.おしゃれには金額は関係なくなる魔法(ヘアカラー)
1.ヘアカラーのメーカーの染料や成分を知る
■メーカー各社によって成分や染料が異なる
ロレアルのヘアカラーシリーズが奥深い透明感が出るのは、メラニンに直接作用し、毛髪内に染料やケア成分が作用し、
メラニン色素を分解し色を入れていく、ロレアルの染料粒子は普通より大きく、一度毛髪内に入ると持ちもよく髪の深い部位から透明感も出る。
そのためアルーリアなどはメラニン色素の含有量が多い人の場合、髪がくすみが大きく黒く見える傾向がある。
他メーカーでいえばウエラのコレストンプラスは鮮やかな色が特性で、色はメラニン色素が多くてもキレイに色がでます。
ロレアルに比べウエラのカラー剤のほうが色が抜けるのが速い、髪の芯から透明感のでるロレアルと、髪の表面の光沢感の差が出ている。
ヘアサロでお客さまにはメラニン量の多い人は、ウエラのコレストンプラスを使うようにしています。
*ただし、メラニン量が多い人はかなり割合的に少ないので、問診や視診で見極めるようにしています。
また、南国の人がメラニンが多く、北の北海道や東北の人は、メラニンも少ない傾向がある。
2.染料が沈み込みの傾向がある
■傷む場合は髪が親水性に偏り、メラニン量が多い人は黒く見える
毛髪は傷みが少ないと親油性(疎水性)で、傷むと親水性になって水をカブガブ吸い込む。
ヘアカラーの染料も傷みがあると毛髪内の栄養分や、メラニンなども流出し外部からヘアカラーをしても、
染料が髪に左右しない、そのため色も黒く見える。
健康毛でメラニンの含有量の多い人は、メラニンに多く左右するため、ユーメラニンが多いと色が黒くなりやすい。
とくに、ロレアルの場合は髪の芯部まで染料が届き、粒子も大きいのが影響している。
他にはロレアルの染料の色バランスによっても微妙に影響する。
メーカーによって色が暗く見えたり、逆に発色が良いのはメーカーの成分や、染料などに影響があるようだ。