ハイトーンカラーが染まらない理由
色の透明感と持ちの良さの分かれます
1.毛髪診断と削り具合 2.薬剤塗布についての原則
髪の毛髪のちがいを把握し、染料や明度を計算しブリーチや、髪の削り具合いによって色の発色がや、透明感や持ちの良さに放置時間など、
深い造詣とケミカルな知識が必要です。経験の浅いスタイリストはもちろん 、ベテランのスタイリストでも対応できません。
ヘアカラーメーカーの染料の配合量によって、ブリーチの削り具合によって発色が異なります。
目次
1. 毛髪診断と削り具合
2.薬剤塗布についての原則
1.毛髪診断と削り具合
■髪のメラニンは個々によって変わる
日本人の髪質は赤メラニンと黄メラニンと分かれる。日焼けによって肌が黒くなる人は一般的に、メラニン量が多い場合は黒くなる、
メラニン量が少ない場合は火傷のような状態にばる。メラニンが少なく紫外線を吸収できずに、トラブルになるケースが多い。
ユウメラニン(黒色~こげ茶色、)が多いのは日焼しずらく、フェオメラニン(赤茶色~黄色の)が多い人皮膚のトラブルが多い。
毛髪理論を理解していないと、狙った色表現の明度や彩度の発色が困難で、とくに、ハイトーンカラーの場合はなおさらです。
ポイントはブリーチの削り具合、放置時間、ハケの塗布量、メーカーの染料の選択、色の発色透明感など さまざまな要素が絡んできます。
2.薬剤塗布についての原則
■ブリーチ後のセカンドカラーはスライスは薄く丁寧に塗布
色が染まりずらく手を抜いた塗布はムラになり、再塗布しやり直しの結果、時間ロスをお客さまの負担を増大することのもなり、
ブリーチ後のセカンドカラーは塗布量やスライスには十分に注意をはらう。
顔回りや後頭部などスタイリストの目線の届かない、部位は塗り忘れのないのないよう気をつけましょう。
ブリーチ後の放置時間は透明感にもよりますが、通常の35分以上に自然放置する必要があります。
セカンドカラーの色みにも影響も大きく結果に大きく左右します。
透明感のあるブルジューやパープルアッシュなどは、染料の薄い低アルカリカラーが良い。
ウエラの「ソフタッチ」は染料も薄く透明感にはピッタリで、中野製薬「キャラデコ」は染料の赤みが強いので、
透明感のある色がでずらいのでメーカーのヘアカラー選びも重要です。
透明感よりも色持ちを重視する場合は、高いレベル12-4とカラーコントロールをミックスすると、
8レベルくらいの色のトーンに発色しますので、高い明度とカラーコントロールをミックスし色を持たせましょう。
2剤は3%タイプを選び髪のケアと透明感を重視します。