ベースを作るヘアデザインの定義(ヘアカット)
カタチがキレイには全体のシルエットバスがキーワードです
1.レングスにおいてのヘアバランス 2.グラデーションとレイヤーのヘアバランス
いまだにヘアカットベースでもある、ビダルサッスンは世界中のスタイリストから尊敬されています。
40年以上たっても影響力がある理由は、180度どこからみてもキレイな理由はそこにあります。
ビダルサッスンを進化させてスキルアップしている国内のサロンといえば、
ピーカーブーのヘアサロンとアカデミーです。カタチを意識したヘアベースを展開し、
計算式のような数字を絡めた、カットで正確性もありスタイルの完成度が高い。
目次
1.レングスにおいてのヘアバランス
2.グラデーションとレイヤーのヘアバランス
1.レングスにおいてのヘアバランス
■180℃どこから見ても美しいには理由がある
ワンレングスはウェイトバランス(水平)、フォルムバランス(1:1.6)ウエイトバランス(4:0)の3つによってカタチを測る。
ワンレングスはどこのラインでカットするか・・・水平 180℃からみた”カタチ”のバランス・・・フォルムバランス
重さの比重を180℃前方・後方からみたバランス・・・ウエイトバランス
目の前のレングスを水平にカットするだけの考えでは、組み立てがしずらく全体が見えてこない、
レングスに限らずグラデーションとレイヤーも同様に、カタチを意識して切り始めることで全体像もみえ、
レングス・グラデーション・レイヤーなど、組み立てられる数学式のような効率的なカットで完成度を高める。
スタイリストの大事な要素であるヘアデザインは大切なアイテムで間違いないですが、
支えるのは数学式のような設計図が基本で、ヘアデザインがよく型崩れがなく長持ちし、
スタイリングのしやすいヘアデザイン&スキルの両方ないと完成したヘアデザインとは言えません。
2.グラデーションとレイヤーのヘアバランス
■組み立てが豊富になり引き出しを増やす
ヘアサロンで使われるヘアデザインとしてはスクウエアレイヤーとラウンドレイヤーは覚えておきたいですね。
オーバからグラデーションを入れ毛先を、ポイントカットや削ぎでボリュームを整える。
顔回りはシャギー風なヘアデザインを施し、長い間受け入れられたヘアスタイルです。
スクウエアレイヤーはウェイトバランス(水平)、フォルムバランス(1:1.4)ウエイトバランス(3:1下)の3つによってカタチを測る。
アウトラインガイドは・・・水平 180℃からみた”カタチ”のバランス・・・フォルムバランス
スクウエアレイヤーはバックのくびれがポイント・・・ウエイトバランス
ラウンドレイヤーは、頭皮に対して90度の角度でパネルを引き出し切る技術のこと。
頭の丸味にそって切るため、頭のカタチと同じフォルムになります。そのため骨格補正をする補助的な役割があります。
スクウエアレイヤーと同様に覚えておきたいスキルの一つです。
ラウンドレイヤーはウェイトバランス(水平)、フォルムバランス(1:1.4)ウエイトバランス(2:2)の3つによってカタチを測る。
アウトラインガイドは・・・水平 180℃からみた”カタチ”のバランス・・・フォルムバランス
頭の丸みに合わせて位置が中央で2:2・・・ウエイトバランス
その他にバックシェープグラデションがあります。後ろに全部引き出して箱型(別名ボックスカット)とも呼ばれる。
前下がり風なバックデザインから。サイドも同様に前下がりのラインにカットします。
この5種類から複合系にわけてヘアカットします。