色持ち鮮やかさに間違いのないロレアルヘアカラー

イノアの毛触り感とアルーリ色持ちの総合的な完成度

1.ロレアルヘアカラーの特徴 2.ロレアルヘアカラーの統一性

ロレアルヘアカラーは世界からみるとダントツの化粧品メーカーでサロンカラーとしても特別です。

国内でみると世界水準のロレアルに比べると、評価がやや低い印象がぬぐえません。

多くの美容師はその名は知られていますが、ロレアルが誇る薬剤に関しては商材の質に比べると低い感じがします。

 

ロレアルの優秀性はヘアカラーだけにはとどまらず、全ての商材に当てはまり、パーマ剤、ヘアケア剤、処理剤など総合力が高い。

中でもヘアカラーはロレアル独自の特許成分を取得し、成分に含まれヘアケア成分や、染料の持ちや深い透明感が際立っています。

アルーリアカラー、トナー、オイルカラーイノアを使った感想を、他社の製品と比べてみました。

 

 

目次

1.ロレアルヘアカラーの特徴 

 2.ロレアルヘアカラーの統一性


1.ロレアルヘアカラーの特徴


■ロレアルヘアカラーの特許成分の統一性

イメキシンは深く染まるバッファードアルカリ配合で、東京大学の論文課題にするくらい化学的に素晴らしい特許で、

毛髪深くに染料やケア成分を浸透させます。従来のヘアカラー粒子よりも、

大きい粒子をロレアル独自の製法により、色持ちがあり10年続けられるヘアカラーがセールストークされるくらいです。

 

研究所での実験を重ねロレアル独自の特許によって、ヘアカラーに裏付けられた薬剤成分によって、

深い透明感と日本人にあった色を実現しています。色に対しても日本人の髪質では発色がむずかしい色味を実現。

寒色系のグレージューも見事に発色します。国内のヘアカラーメーカーにも強い影響力があります。

 

ロレアルの特許成分でもあるグレージューは、アルーリアやイノアでならではの発色です。

 

アルーリアカラーの中の既存部に使う「トナー」は忘れてはなりません。

スタンダードなアルカリカラーの他に、トナーはスタンダードなタイプに比べ3倍の含有量があり、

既存部のダメージ部分にヘアケアしながら発色させます。


2.ロレアルヘアカラーの統一性


■イノアの技術はアルーリアカラーも含まれる

イノアオイルカラーは60%のオイルと水分の割合で、アンモニア無配合を実現しアルカリ剤も大幅にカットした画期的なヘアカラーです。

オイルの層と水の層を分離し、染料とケア成分を粒子が大きく、ヘアカラーの色やケア成分も持続性(6週間)も高いため、

色持ちと毛触り感が同時に長く維持できるヘアカラーです。

 

アルーリアのヘアカラーにもこのオイルシステムが一部導入され統一性もあります、

水と泡と油の泡が分離し、毛髪内に長くとどまり色の持続性を高めます。

イノアは画期的なヘアカラー剤ですが、特別に気にしないお客さまであれば、アルーリアでも色やケアにもgoodです。

 

アルーリアにはトナーは既存毛に使われるため、髪のヘアケアに保湿効果があります。

ロレアルイノアはほどのインパクトはありませんが、色持ちの良さは群を抜いています。

 

ウエラコレストンプラス使った感想・・・ヘアサロンウェーブでも色のくすみがある人や、

日焼けなどしやすいメラニン量(髪もこのタイプの人は多い)の多い人は、ロレアルカラーですと毛髪に染料が入り過ぎる傾向があるので、

そんな場合は染料がロレアルほどメラニンに働きが少なく、色だけを表現でき鮮やかさあるコレストンプラスを使います。

 

オルディーブシリーズ・・・正直サロンではアプリでご来店で銘柄を希望する場合なに使用します。

一部スタイリストの評価が高くサイトの評判や、営業が上手なメーカーです。

薬剤に関しては直接染料を多く使っているメーカーなので、色持ちが悪い点が気になるところです。

 

酸化染料だけでいまの発色が出ればもっと素晴らしい染料になると思う。