金属性タイプのカラーとパーマの関係
市販で売られているヘアカラー剤に多い
1.パーマがかかりずらくなるヘアカラー剤 2.金属類にパーマをかける方法
タンニン酸ポリノフェノール+鉄のアルカリタイプのヘアカラー剤です。一般的にはヘナなどにも配合されている場合もある。
市販で髪に傷みが少ないヘアカラーと購買時は、裏の表示にタンニン酸ポリノフェノール等、鉄など成分に配合されていないかを確認する。
目次
1.パーマがかかりずらくなるヘアカラー剤
2.酸化染料と非酸化染毛剤のちがい
1. パーマがかかりずらくなるヘアカラー剤
■ノンジアミンタイプの金属類のヘアカラー剤です
シュワルツコフから出ているヘンケンジャパンから「マロンカラー」マイルドカラー(別名)が該当します。
酸化重合ではなく、天然で非酸化染毛剤です。
傷みが少ないですが、他のヘアカラーを染めて染まりが悪く、パーマもかかりずらくなります。
酸化染料に比べ1カ月くらいしか持たないですが、カブレなど皮膚の刺激が弱く、
毛髪内で黒い色に染まり、リフトアップ効果がありません。
国内でも植物系カラーで販売されている場合もあり、ヘナカラーや植物由来のヘアカラー剤として発売されています。
使用する場合にはパーマがかかりにくくなることを理解してください。
2.酸化染料と非酸化染毛剤のちがい
■オハグロ式「マイルドカラー」
植物の力を利用して作られたヘアカラーで、黒マメやナスの色ツヤを良くするためハリを入れますが、
これはマメやナスに含まれるポリフェノールと鉄塩の反応を利用し、黒く染め上げるのが非酸化染毛剤のマロン マインドカラーです。
皮膚刺激が少なく、カブレ・湿疹・アレルギー反応が少なく刺激が少ない。
酸化染料はジアミンや過酸化水素は、皮膚刺激が強くアレルギー反応が出ることで知られています。
一般的な人にはアレルギー反応はでないのですが、皮膚の弱い人やアレルギー反応が出る人には、
酸化染料でもあるアルカリカラーはおすすめできません。
非酸化染毛剤はデメリットも多く、リフトアップや彩度などの面で劣り、
黒くすることしか色を入れることができない。透明感やツヤのある発色はアルカリカラーのような色は出てきません。
いずれも頭皮や肌を考えるならマイルドカラーがベストです。色やツヤ感を表現する場合はアルカリカラーです。