ヘアデザインと幅のあるパーマスタイル
サポートパーマだけのパーマではバリエーションが欠ける
1.パターン化しないヘアデザイン 2.ワインディングの間引き~ねじりピンパーマまで
スタイリストとしてやってはいけないのはワンパターンのヘアデザインです。
今日・明日も同じヘアスタイル、紹介してくれた人も同じヘアスタイルはスタイリストとしては「死」に近いキーワードです。
何千~何万通りの引き出しをもつ努力と熱意をもつ必要がある。
ルーキーてもベテランのスタイリストでも、心がけていないといけないヘアデザイン。
ヘアスタイルベースのデザインがあってこそ、パーマやヘアカラーが活きるわけで、パーマをとっても間引き巻や、
ピンパーマのねじり巻など、デザインにあった施術内容が必要です。
ヘアカラーしかりハイライト・ウィビング・グラデーション・ビビットカラー(マニックパニック)など、
ヘアデザインベースにあった施術をすることで、お客さまがより個性的なヘアスタイルが可能です。
目次
1.パターン化しないヘアデザイン
2.ワインディングの間引き~ねじりピンパーマまで
1. パターン化しないヘアデザイン
■頭を常にリフレッシュするよう行動し感じる
ヘアスタイリストにとって死活問題は「マンネリ化」で、怖いのは若い世代でもこの流れに沿って進んでしまうこと。
大人世代のスタイリストでも努力や情熱によって克服し、いくつになっても新しいデザインを吸収できる。
ヘアサロン数が22万といわれている店舗数の競争から抜け出せるのは、
ヘアデザインでありスタッフが前向きに勉強できる環境です。環境なくしてよいヘアデザインは生まれない。
プライベートでもファッションや美術など良いものを見る目が必要です。
感性を磨くことで当たり前から~新しいものが生まれる土台ができる。
カタチも色も全て「こだわり」からくるもので、スタイリストにとってもっとも大切な要素です。
良いものを見て感じ、それを表現する力を常に研ぎ澄ませる努力だと思う。
2.ワインディングの間引き~ねじりピンパーマまで
■顧客にあった個性的なヘアデザインを提案する
お客さま一人一人好みや体のサイズまでちがい、ファッションも似合う洋服であったり、そうでない洋服がある。
スタイリストにとって顧客がどうヘアデザインするかによって、作るヘアデザインの質の高さにつながり、
結果ヘアデザイン料というカタチで価値のある価格でプライスが可能です。
ヘアデザインを語るときに、設計図は出来上がったデザインから、間引きパーマ、すて巻きパーマ、2回転半ピンパーマ(リッチがでやすい)、
ソフトカーリー巻など要望に応じて、スタイリストがアンテナを張り、お客さまから評価の代価といカタチで結果が出る。
●ヘアデザインパーマの種類
ヘアデザインを表現する場合にロッドやピンパーマなどでデザイン表現を行い、
価値のある評価の高いヘアスタイルが可能になります。
〇間引きパーマ
顔が大きく、頭を大きく見せたくない場合に使います。顔の大きい人はパーマによってボリュームが出るのを嫌がります。
でも、パーマをかけたい欲求があるわけです。そんな場合に毛束を残し、ロッドで巻かれた毛束を間引くことをいいます。
カールとストレートが混ざり自然で、ナチュラルなボリューム感が可能です。
〇サポート巻き(普通)
一般的に普通巻と言われる巻き方で、ほとんどここ巻き方が基本となっています。
どんな巻き方でもパーマはかかりますが、サポート巻きさえ覚えれば誰にでもパーマはかかります。
強くパーマをかけたい人に向いています。
〇ねじり巻(ピンパーマ)
2回転半ねじって巻くことでリッジもやわらかいですが、出てきます。
ねじりを入れないいわゆるピンパーマでは、ほとんど毛先だけにかかります。ねじりが強すぎても細かなリッジ感が出てきます。
理想は2回転半くらいがベストです。
〇スパイラルパーマ
立体感を出すために作らた巻き方で、ボリューム感を出したくない場合に使われます。
ただ、サポート巻きで角度を15度~30度~45度と巻いても、スパイラル巻きとは遜色はありません。