スライシングとウィビングはヘアデザインのちがい
ヘアデザインベースでスライシング&ウィビングは考える
1.ヘアデザインをベースにハイライトの種類を選択 2.スキルと同様以上にヘアデザインを大切に
カットショートボブを切る場合は、初めてカットする部分から「カットのカタチの計算」が必要です。
前下がりなのか、前上がりなのかによってスタートした時点で、つながりがわかっていないと切れません。
スライシングもウィビングも同様ですね!ヘアデザインがってはじめてハイライトの技術でもある、
スライシングの部位の位置や本数も変わります。ウィビングも同様でカットラインを活かすのか、
お客さまのコストを考えたウィビングの本数も変わります。
単純にヘアデザインによって効果的なハイライトはどの部位がいいかなど、
髪の方向やカタチによって、計算されたものでなくては効果的なハイライトカラーは行えません。
目次
1. メーカーによって明度や彩度は異なる
3.スキルと同様以上にヘアデザインを大切に
1.ヘアデザインをベースにハイライトの種類を選択
■例えばボブに内側にハイライトを入れても効果が薄い
レングスのボブの髪の内側にハイライトカラーしても目立ちにくく効果がない、
レイヤースタイルのサイドの流れを強調したい場合は、横にウィビングを入れると効果的な陰陽感が出る。
ファワードスタイルの場合は縦スライスが効果的な使い方となる。
セミ・ロングの少ない予算でハイライトカラーを行う場合は、スライシングを耳回りや、えりあし部位にホイルワークを行う、
スライシングの場合はウィビングのようにピッチがない分、面積が広いのでそれだけ目立つわけですから、
オーバーの部位に派手な陰陽感より、髪を触って自然に髪の内側に表現したほうがマッチします。
費用も抑えながら効果的にしかも速く仕上がります。
ウィビングのネックはお客さまに教育し、長い施術をあたりまえと思えるよう、お客さまに伝え説明しなければならない。
施術時間が長いというのは、お客さまにとって苦痛ですから、ただ、繊細で均一にキレイに染まりますが・・・!
スライシングやウィビングを行う時は、へデザインに効果的な使いかたを考えてから施術しましょう。
2. スキルと同様以上にヘアデザインを大切に
■スキル(技術)それともヘアデザイン(デザイン性)
どちらが大切かというと・・・ヘアデザインだと思います。ウィビングやスライシングが均一にキレイに仕上げても、
効果的な陰陽感のような仕上がり感がなくては意味がありません。
ただ、スキルがあったほうがデザイン性がより以上に効果がるので、いずれも重要な要素ですので手を抜かずバランスをとる必要があります。
ウィビングなどの世界的にレベルが高いのはイギリスで、サッスンの生まれ故郷でもあります。
幾何学的カットにはウィビングはマッチしています。縦の横のラインに合わせて、方向を決めながら配置を決め、
繊細なヘアデザインが構築できるからです。国内ではホーユーのダニエルギャルビンのセミナーでスキルを取得するのがいいですね!
カキモトアムーズの基本もそこですし、商品さえ納品すればレッスンも受けられます。
デザイン情報はしんびようやヘア業界誌などがいいでしょう。身につけることですぐにお客さまに提案できます。
薬剤の作り方についてはダニエルギャルビンが専用のハイライトカラーの薬剤があります。
自分で調合を行う場合にはブリーチ剤+12/00・14/00+色味をミックスするといいでしょう。
自分で楽しみながらハイライトカラーを楽しんでください。