グレイカラーのハケで均一に染まる技術
縦斜めとチェックしながら塗り残しをなくすハケを使う
1.顔回りから分け目えりあしを染める 2.斜めに塗布して横でチェックする
グレイカラーもアルカリカラーもハケの使い方ひとつで均一に染まる。
グレイカラーはまずは生え際の白髪が多い部位に、ためて塗布することで白髪を染めていきます。
白髪は脂質分が増えて染まりが悪い、若い頃の髪は水分と脂質が割合がバランスがとれ、染まりもいいのですが、
脂質が増えることで薬剤の作用がしずらくなる。パーマのかかりが悪くなるのもそのためです。
はけの角度や操り方によって染まも良くなり、白髪が多くしっかり染めたい時はハケを寝かせ、
白髪が少なく染まりがよい部位はハケを立てて塗布する
目次
1.顔回りから分け目えりあしを染める
3.斜めに塗布して横でチェックする
1.顔回りから分け目えりあしを染める
■初めに塗布する部位に白髪が多い
基本は顔回りのもみあげ部位はとくに注意が必要です。耳回りは白髪も多く男性スタイリストは背が高いせいで、
塗布のムラがあることが多いので、目線で仕事を行うよう気をつけましょう。
その次に薬剤をブロック分けする、分け目部位に薬剤の塗布を行う。
最後に襟足や耳回りなど顔全体の回り全体をチェックします。
1.顔回りとくに耳回り
2.ブロックごとにハケで塗布
3.顔全体の際回りを全体の塗布を行う
白髪の多い部位にためることですが、薬剤をためすぎには気をつけてください。
顔回りのこめかみ部位は髪も細く染まりやすい、薬剤は適量に塗布し溜めすぎに気をつける、
頭のつむじ周辺も細いのせ染まりやすいので溜めないように塗布します。
染まりやすい部位や、染まらない部位を目でみて適切に薬剤をコントロールする。
2.斜めに塗布して横でチェックする
■ムラをなくし均一に薬剤を塗布する
薬剤を塗布する場合には、髪の表&裏を均一にムラのないよう塗布する必要がある。
横にも注意を払い360度塗るムラがないように、縦・横の塗布のチェックが必要です。
塗布する順序としては、3点の初めに付ける部位が終わったら、サイドから塗布し始める。
斜めに薬剤を塗布し終わったら、横で薬剤を塗布しムラを防ぐ、最後に髪が薬剤によって髪が立つので、
寝かせながらハケでチェック、付けムラがないかを確認して、バックサイドの2ブロックまですすむ。
サイド2ブック・バックサイドの2ブロックで終了です。
1.両サイドを斜め、横、薬剤を塗布し、髪が立つ部位をチェックしなが寝かせていく
2.バックサイド右横・左横と、髪が立つ部位をチェックしなが寝かせていく
斜めと横で塗布することで均一にムラのないグレイカラーの塗布の仕方になります。