イノアのヘアカラーバリエーション(レシピ)
髪をコーティングしツヤ感を出すオイルカラー「イノア」
1.ヘアカラーバリエーション
ヘアカラーの中でも理論と表現(ツヤ感)がトータルで完成度が高いイノア。
まだ、こだわりをもったスタイリストのヘアサロンでしか使われていない、知名度はイルミナなどよりは販売量のうえで遅れをとっていますが、
商品の品質や色やツヤ感はオイルがオブラートした艶かかさで、革新的なオイル60%配合のイノアです。
他メーカーに比べて色の種類も少なく、スタイリストの色彩学の知識が必要になるよう、
応用力が必要でスタイリスト次第で結果が変わるヘアカラーです。
最低限のヘアカラーメニューでパレットのように色を組み合わせる。
濃い薄い、レベルを高く(明度)、寒色・暖色、など色をできるだけ少なく、スタイリストの調合次第ですので教育的にも望ましい。
アシスタントクラスやカラーの取得している最中のスタイリストにはむずかしい面もあり、
スタイリストが扱うヘアカラーと言えそうなヘアカラーです。
最近のヘアカラーは単品で染まるタイプが多く、スタイリストが考えることなく色味が出てくるので、
そういった意味でロレアルのヘアカラーメニューのよい点です。
目次
1. ヘアカラーバリエーション
1.ヘアカラーバリエーション
■グレイからハイトーンカラーまでリニューアル後ラインナップメニューが増えました
グレイカラーのラインナップメニューは00(濃い深みのエクストラブラウン)、35(暖かみのあるウォームブラウン)、
32(柔らかさのあるクールブラウン)、赤味の方が35と、黄味の32と、グレイカラーは3種類ありますが、
ナチュラルな00に比べ35と32との2種類が使われるパターンが多い。
ナチュラルな色合いで使う13はアルカリカラー(まろやかさのあるベージュ)一般的なブラウンはこの番号が良い。
ライトナーは明るさの調整は明度が8以上にしたい場合などは、ライトナーを使用して明度を上げていく。
■赤みや黄みを消す配色
いわゆるグレージューはイノアは1(グレージューモノトーン)です。イノアの中ではグレージューといばこの番号です。
黄みや赤みなどの色を消す色11(青みしっかり感じるブルー系アッシュ)に最適な配色です。
黄みの褐色やファッショナブルな色合いでおしゃれな色合い17(ほのかに青みを感じるマットアッシュ)です。
ダイレクトなグリーン7(柔らかみのあるマッド)です。パープルな暖色系の色は21(シックな青味のバイオレット)です。
カラーコントロールは(BLUEブルー・VIOLTEバイオレット・YELLOイエロー、VIOLTTバイオレット)で補色を組み合わせる。
■色を鮮やかに明確に
明るい色が好きなひとに向いています。3(程よくくすみ感のある色ゴールド)です。
カッパーロレアルの代名詞の暖色系4(鮮やかな赤みよりのカッパー)、やや朱色のような6(はなやかで上品なレッド)日本的な赤です。
パープルは補色的にも使える21(シックな青味のバイオレット)
ハイトーンカラーも発売されましたが、基本この30種類の明度の番号と補色(カラーコントロールをミックス)します。