50代からのリタッチとオールヘアカラー
ダメージを考え髪に負担を考える
1.毛髪診断によりリタッチとトナー 2.縮毛矯正とヘアカラーを繰り返し行う場合
ヘアサロンにとって50代~の方はとても大切な顧客層が多く、ヘアサロンに通う頻度も高く、単価の高い顧客の方が多い。
髪の長さも長い方もいらっしゃいますが、ミディアムヘア~ボブ~ショートも多く、
ヘアカラーはあもちろんパーマなどの施術もなさる方も多く毛髪のダメージにも敏感な方が多い。
髪の傷みを最小限に迎え美しい髪の状態を維持する必要性があり、
今日のテーマの「50代からのリタッチとオールヘアカラー」頻度や髪質改善メニューが重要になってきます。
目次
1.毛髪診断によりリタッチとトナー
2.縮毛矯正とヘアカラーを繰り返し行う場合
1.毛髪診断によりリタッチとトナー
■薬剤のタイプと処理剤をミックスでダメージ軽減を図る
ヘアカラーを繰り返す場合はリタッチは有効手段です。毛先に色味が薄い場合にはトナーをおすすめします。
トナーの仕方も条件がありますが、1.シャンプー台でタオルで水分をふき取り、2.色味の適切な放置時間を計算する。
この2つの条件が重要で髪が濡れた状態で薬剤を塗布することが大切です。
1.タオルでふきとることで水分をとり染料が薄まることを防ぐ、トナーの場合は放置時間も短いため、短時間で色をしっかり入れる必要がある。
2.軽く入れる場合としっかり入れる染料の色の入りも変わってくるので、放置時間は十分に考えて設定する。
大人世代の方は繰り返しのヘアカラー&パーマによって、毛先部分が乾燥し染料やケア成分も浸透しずらい状態です。
そのためヘアカラーを続ける場合はトナーとリタッチを行い、髪をすこしでも軽減する必要があります。
2.縮毛矯正とヘアカラーを繰り返し行う場合
■髪質改善メニューをホット系パーマで効果的に
50代過ぎでも致し方ない理由で縮毛矯正を行う人は、髪質改善メニューを行い次回もできるよう日頃から、
ヘアサロンで酸熱トリートメントやケア成分保湿を行うホームケアが大切です。
スタイリストも薬剤の塗布もていねいに溜めすぎないことも傷みを軽減する。
縮毛矯正はアイロンの加温によってタンパク変性を起こし、
薬剤が作用せずにダメージが蓄積しケア成分も正常に作用せず保湿効果もできなくなるので、
毛先部分をダメージ部分カットして様子を見てから施術を行う。
縮毛矯正は酸性タイプのヘアケア剤を使用することで髪のケアを行いクセ毛(ssを壊し部位)の部位を伸ばすようにします。
等電点縮毛矯正はケア成分が7割でが3割です。