ホイルワークとハイライトの適切なデザイン

ダニエルギャルビンをベースにウィビングで対応する

1. ホイルワークにバンドをつける意味 2.ベースカラープラスでおしゃれ感アップ

いまベースヘアカラーとウィビングやスラシングを使ったヘアカラーが、おしゃれな方にリピーターとなった人気を呼んでいます。

ベースからではグレイカラーで暗すぎるためウィビングやスライシングによって、陰陽感を表現するヘアデザインを組立ます。

ベースはオイルカラー・アドミオは染料が濃く、ハイライトやウィビングの色と合わせやすい。

 

寒色系ベースであればオレンジやピンクなどの暖色や、ナチュラル系のベージュをハイライトにプラス。

8ベースであれば11レベル前後のハイライト明度がいいでしょう。明るすぎると派手にもなりやすく、逆に9レベルくらいでは暗すぎます。

ベースを8レベルで考えればハイライトは10レベル以上が良いでしょう。

 

目次

1.ホイルワークにバンドをつける意味 

2.ベースカラープラスでおしゃれ感アップ


1.ホイルワークにバンドをつける意味


■ホイルワークバンドの種類はメーカーやヘアサロンによって異なりますが

バンドはホイルワークがずれないように補強するためのホイルで出来たバンドの事です。

ヘアサロンやメーカーによってはホイルワークのみの場合が多いようですが、

バンドをつけないと位置がずれたり、保温値が下がるので明度が上がらないなどマイナス面が大きい。

 

ホイルワークのバンドを付けることで、保温性、ずれない、再塗布もしやすいなど仕事がはかどります。

バンドをつけないと動きやすくなるので色むらもでたりするので、

正確な仕事もしずらいなどのマイナス面もある。

メーカーさんスタイリストさんも知らないと思うのですが、

イギリスでヘアカラーのアカデミー賞と同等の受賞した「ダニエルギャルビン」の方式を、

ホーユーがバックアップしカキモトアムズが日本ヘアカラー協会にスキルを広め、

 

ホーユーのホイルワークセミナーを受講した、又は日本ヘアカラー協会のセミナーを受講したスタイリストは理解しています。

バンドを使うことでヘアカラーにおいてかなりのスピードと正確な色表現が可能です。


2.ベースカラープラスでおしゃれ感アップ


■明度を全体的に上げて彩度をプラス

若い世代のデザインカラーや、大人世代のグレイカラーでミックスさせることで補足部分をプラス。

寒色系に赤味のウィビングやハイライトを入れることで、表現力を明度をコントロールできる。

アルカリカラーからグレイカラーまで幅広いヘアカラーが可能です。

 

アルカリカラーの場合でもグレイカラーでもスライシングのほが効果的な場合がある。

明るい部分を多く出したい場合は、予算の問題で少ない予算で陰陽感を表現したい場合など、

ウィビングやハイライトを交互に使うことで。顧客の要望に合わせて提案が可能です。

 

*ホット系パーマやグレイカラーの繰り返しの方は、オラブレックスなどで髪のダメージを迎えること。

髪質改善を求めるひとが多く同時にオラブレックスなどを使うとなおいいようです。

髪質改善に効果を発揮するラミダスカール。