大人世代の高品位オイルカラー&ハイライトカラー
ベースは染料の濃いタイプと適切なホイルカラー
1. アドミオ・イノアをベースにミックスデザインカラー 2.適切なホイルワーク
ハイライトのスライシングやウィビングを入れる場合は、ベース染料の濃いタイプが彩度感が高まり明るい明度でもよく映える。
アドミオ・イノアは染料の濃いタイプで鮮やかな発色が出る。染料が濃いタイプは明るい色が鮮やかで、
ハイライトの明るさ彩度の表現力もアップします。
明るい色をより際立てるアルカリカラーや、大人世代にプラスアルファの明るい彩度表現にも良いグレイカラー。
ヘアサロンでは単品メニューでは質感が出にくい面を、ウィビングやスライシングによって美しさ作りこみます。
目次
1.アドミオ・イノアをベースにミックスデザインカラー
2.ベースカラープラスでおしゃれ感アップ
1.アドミオ・イノアをベースから陰陽感のデザインカラー
■ベースカラーとの対比を計算して色を選択
アドミオ・イノアは濃い染料で色にこだわるスタイリストからの評価も高い。
アドミオはアリミノが満を期して販売した日本人あった濃いブラウンが特長で、鮮やかさやツヤが出ていて透明感もある。
なにより色がとてもキレイで、臭いもなくいまのトレンドにあった染料です。
明るく外国人のような色を希望する方には染料のタイプとの相性も良い。
イノアはオイルが6割に水が4割の染料の割合で、キューティクル表面と同じ親油性のため、
内容成分にアンモニア無配合な上にアルカリ剤を20%カットし、髪のダメージを抑え臭いもなく持ちも良い。
褐色も少なくツヤ感もあり進化系のヘアカラー剤です。
〇この2種類のタイプを使うことでベースカラーを使うことで、ハイライトの色も際立たせることが可能です。
素材(顧客にあった色)と毛髪とのバランスとの調和を考え、色と明るさを計算して色を決める。
似合う色をアンダーを読みながらベストなトーン(明るさ・彩度)を決定する。
ベースとハイライトの調和が良くても、素材に合っていないとスタイリストの自己満足に終わる。
ベースカラーは寒色のグレーやブルーはハイライトによく映え、ハイライトに明度と彩度はパープルの6レベルを入れ、
ベースカラーとハイライトの彩度は似合った色を選択しましょう。
●アルカリカラー+ハイライト(彩度)
ベースが10レベルの場合はハイライトは12レベル以上が良い。ベースとハイライトの色味によってもトーン(明度+彩度)は変わってきます。
ブルー系の10レベルであれば、ハイライトのは12レベルであればブルーなど寒色の色以外であれば何色でもOKです。
ベースと同じ色を使う場合は陰陽感がわかりずらくなる。
●グレイカラー+ハイライト
色が明るくしたいグレイ(白髪)カラーの場合は、同じ系統の色でも陰陽感が表現できる。
とくに明るい明度と彩度の色を希望する人で、イエローベースにイエローのハイライトでも明度が出てくるので、
顧客も喜ばれるし似合ったヘアデザインの質感となる。
2.ベースカラープラスでおしゃれ感アップ
■ハイライトの明度はベースの2レベル高く
彩度感をつける場合は色の特性をしらなけれいけない!レッドやオレンジなどは色味が出るのは5-6レベルで、
明度が上がるほど色味も薄くなります。ゴールドの場合は10以上明度を上げることでゴールドの黄味が出てきます。
暖色系は低い明度で色味が出てきて、寒色系(黄味の場合)は高いほうが色味が出てきます。
寒色系の場合はグレイ・ブルー・イエローなど種類も多く、色によって暖色とはちがい色味の出かたは変化します。
染料の色味つまり彩度の特性を考えながら、ベースの色と明度の調和をはかり組み立てを図ります。
ベースカラーの明度&彩度と、ハイライトの彩度を考えながらヘアデザインの質感に合わせるようにしましょう。