ブリーチとオンカラーの注意点

専門性とブリーチ剤の選び方

1.OXの選択は4.5%~6%を毛髪を見極め選択 2.薬剤の塗布方法の基準

ブリーチカラーは薬剤の扱い方や、染め方基準を持ちながら均一に染めていくことが大切です。

ブリーチは毛髪にオンカラーしたっぷり馴染ませる必要性があり、根元や中間や毛先も微妙にリフトアップの削り具合も変化し、

意識と知識を把握できないと均一に染まることはなく、全てがブリーチに始まりブリーチによって均一にオンカラーが染まる。

 

一番手っ取り早いのはユーチューブ動画などみて、アシスタント~スタイリストまで薬剤のミックス(OX)方法や、

塗布の仕方、追いブリーチ方法チェックの仕方、施術時間まで適切な処置を施す必要があります。

ただ、ヘアサロンで必要か言われれば取得しなければならないですが、ヘアサロンによってはほとんど対象者(顧客)がいない場合もある。

 

専門性高い技術ですが一般的なヘアサロンも、飛び込みのお客さまやブリーチに関連したスキルを取得するのは、

とても大事でハイライトやインナーカラーにも役立つので知識&スキルを確認することです。

 

目次

1.OXの選択は4.5%~6%を毛髪を見極め選択

2.薬剤の塗布方法の基準


1.OXの選択は4.5%~6%を毛髪を見極め選択


■オンベースで髪の毛を広げながら塗布していく

ブリーチは手順の仕方や塗布によって均一に染まるかどうか決定します。

 

【注意事項】

1.手のヒラに乗るよう広げて均一に染めていく。

2.根元を1cm~2cmは染まりが良いのと付けすぎことでしみるのを防ぎ、

新生毛と既存毛の根元の明るい部位まで7-8cmまでは次に塗布。1回目のブリーチはOXの4.5%

 

3.根元2mmくらいは溜めずにコームの歯で根元に付け中間~毛先が16.5レベル染まった後に水洗。

4.2度目のブリーチはOXの3%使用し1.2.3を繰り返す。

 

5.追いブリーチをOXの4.5%を使い中間や毛先にムラ(残留している部位)のある部位をピンポイントで塗布し均一に削る。

6.コームで毛束を取り残留した部分にOX4.5%を被せ削る。

 

初めの過酸化水素水は4.5%を使用し、2度目は3%のOXを使い、最後に追いブリーチ4.5%をダイレクト(残留している部位)を行う。

ブリーチ後をオンカラーを根元と、毛先の色をのせて終了です。


2.薬剤の塗布方法の基準


■OX濃度も髪質を考え使用します

ブリーチの使うタイプは削りを重視する場合はパウダーブリーチを使うことが多く、

メラニンの量が少なく細い毛髪の人はパウダークリームのような弱いタイプを使うケースも多い。

過酸化水素も6%を使う場合が多いですが、個人的には4.5%と3%を交互に使い、追いブリーチを4.5%の使い方が髪のダメージも迎えます。

 

6%でもいいのですが急激に削られてしまい、抜きすぎてしまいムラになる傾向があります。

ブリーチも15レベルくらいならば、1回の施術で削られますが18前後の場合は、長時間放置するか施術回数を増やしブリーチを行う。

ブリーチさえ均一に削られればオンカラーも美しく染まります。