バレイヤージュの意味と日本人の髪の合わせ方
名前はカッコいいですが意味を深く知ることがキーワードです
1.バレイヤージュって誰でもできるカラーなの? 2.色も万能に染められカラーですか?
バレイヤージュは簡単に要約するとハイライトカラーの一種で、バレイヤージュの名前が膨らませている感があります。
バレイヤージュの場合はベースカラーが寒色の色があってこそで、明度差や彩度感によって表現されるハイライトカラーです。
色を鮮やかにするにはバランスが大切で、ベースとバレイヤージュ(ハイライト)の明度&彩度(トーン)が重要になってきます。
明度の高低も彩度の鮮やかさもコントロールできるのですが、ベースカラーを含めた全体カラーの中の”ハイライトカラー”だということです。
バレイヤージュの意味と施術方法で詳しく説明こちら→
1.バレイヤージュって誰でもできるカラーなの?
2.色も万能に染められカラーですか?
1.バレイヤージュって誰でもできるカラーなの?
■個人的ですが地毛がダークブラウンの方が合わせやすいです
そもそもバレイヤージュは欧米人や南米のほうがヘアサロンで盛んに行われています。
理由は簡単で地毛とのコントラストが美しいからです。黒髪の多い日本人ではレベル(明度)をアップさせても赤みが出てくるからです。
日本人の中でも地毛がダークブラウンの人は、ベースカラーを寒色してバレイヤージュの色の明度や彩度(トーン)のバランスが出てきます。
ただ、多くの日本人の場合はバージン毛の場合は9割は黒髪です。その点欧米や南米の人達は逆で黒髪は1割くらいで、
人種さにより映えるバレイヤージュの場合は、日本人やアジア人には似合いずらいカラーだと思っています。
もちろんダイレクトに筆で描くようなバレイヤージュはハイライトのようにできるのですが、
基本的にはハイライトですのでベースカラーとの調和さえ合えば素晴らしいカラーの一種ですが、
ベースカラーを寒色にしてなおかつバレイヤージュを行うとなると費用もかかるし、髪質などが合わないケースもあるので、
誰でも合うとは言い難いと個人的には思っています。
*バレイヤージュは日本人でもできますがハケを筆のように操るハイライトの枠を超えることはないと思う。
2.色も万能に染められカラーですか?
■「バレイヤージュ」ほうきで掃くとい意味で使われる
バレイヤージュはフリーハンドでコスト安がメリットで、ホイルワークは構築的な計算されたカラーでウィビングの場合はコスト高です。
バレイヤージュはフランスやイタリヤなどが盛んに行なわれ、イギリスではウィビングのホイルワークが多い。
アメリカのビバリーヒルズなどは全人種がいる場所ですので、バレイヤージュやホイルワークどちらかのカラーメニューもある。
ハケをダイレクトに塗布するカラーですので、1本~2本で1000円前後でできる点で、明度も彩度も色を作り塗布することが可能です。
バレイヤージュの場合は面でとらえるカラーのため、ホイルワークのように線で陰陽感を出すカラーよりも、
バレイヤージュのほうが色持ちもよくい点がある。
ただ、冒頭で話したようにベースカラーとのバランスが大切なヘアカラーで、
ベースに色との調和があってこそのバレイヤージュです。