イルミナの新色 透明感と奥深いグレージュー感
光沢感&発色と良さに比べ応用性に懸念があるイルミナカラー
1.DEEPSEAが赤みを消す 2.STARDUST透明感とグレー感
イルミナの発色と光沢感は色味がしっかり入りスタイリストとしては使いやすいですね。
通常はイルミナのような透明感や発色する場合には、いわゆる色を混ぜながらオリジナルな色を出すのですが、
イルミナの場合は単品または2種類で調合が可能なので失敗も少ないので販売量も伸ばしています。
中でもディープシーを混ぜることで寒色や暖色の色をより高めることが可能です。オーキッドやヌード、オーシャンなど、
いまトレンドの色にもなっている暗いグレージュに透明感は、ハイライトやグラデーションなどファッションカラーにもピッタシです。
デメリット面は色の調合を若いスタイリストが考えなくなり、いわゆる補色をミックスしたり色の彩度をコントロールできなくなる。
オイルカラーはその点ミックスすることが基本になっていますので、
イルミナとオイルカラーを使うことで、若いスタッフの良い教育になると思う。
*イルミナ公式ホームページこちら→
目次
1.DEEPSEAが赤みを消す
2.STARDUST透明感とグレー感
1.DEEPSEAが赤みを消す
■デザインヘアカラーに必需品になる「DEEPSEA」
DEEPSEAは赤みを消す色でここ最近は色を明るくしたいけど、赤みや黄みを消したいと希望する人が多い。
若い世代のファッションカラーなどに使うアイテムカラーで、
ベースカラーではなく寒色・暖色の色に色の統一感を表現する時に使います。
デザインカラーのグラデーションやハイトーンカラーなど、色に均一性を持たせ色の発色を良く見せるための色使いです。
デザインカラーのインナーカラーなどにも使え、イルミナはDEEPSEAに限らず色の発色がいいですね。
前項でも懸念もありますね!とくに若いスタイリストが色の調合を考えなくなります。
デザインカラーがしやすくなるのはいいですが、あまりに絵具のように簡単に発色できるのは・・・?
そういった意味では対極にあるイノア(オイルカラー)は色を混ぜるよう作られていて発色も良く、
髪のダメージという点では評価もかなり高いですから。
*色のコントロールカラーDEEPSEAのタイプのヘアカラー剤です。
2.STARDUST透明感とグレー感
■イルミナは絵具みたいな感じのヘアカラー
一般的なヘアカラー剤はカラーメニューの色と実際の色がちがうパターンが多く、
読みずらいですがイルミナに関しては計算がしやすく、ミックスレシピは2種類くらいで赤みを消したり透明感を出す場合が多く、
混合色ではなく明度のアップダウンなど明度や彩度をコントロールすたたものカラー剤です。
STARDUSTは色味をしっかりグレージュ系でアンダー色をしっかり消せ、透明感を出し色の明度も下げる発色する色でもあります。
色味を均一に明るさや彩度も一変で変化するので、お客さまの希望にあった色を年代に限らず幅広く使えるヘアカラーです。
注意しないといけないのは明度と色がお客さまの希望でない時は、色が暗く見え十分に気をつけるヘアカラー剤でもある。
*イルミナに対しての懸念
イルミナは色の発色性や光沢感など素晴らしい一面はありますが、コレストンプラスなどレギュラーカラーのように、
ミックスレシピができないイルミナには一抹の不安を感じます。若いスタッフがアンダーをみて補色や彩度がコントロールできないからです。
SHIMAのようにヘアカラーに特化しているサロンはいいですが、そうでない普通の街のヘアサロンでは簡単にイルミナに慣れっこになり、
アンダから自分のオリジナルな色を調合できなくなるからです。ある意味簡単に色は出ますが、
スタイリストは色出しもできなくては現場では通用しないからです。