髪質改善につながるトリートメント主な薬剤

ジ・マレイン酸「オラブレックス」マレイン酸スマートボンド」レブリン酸「クチクラ」

1.プレックスタイプの主な薬剤 2.結合水系の主な薬剤

オラブレックスと普通のトリートメント成分のおおきなちがいは、

髪の中にジ・マレイン酸がシステイン結合に働きかける点で持続性が高い点です。一般的なトリートメント成分はキューティクル表面に働きかけ、

毛髪内部には働きかけるタイプではありません。

ジ・マレイン酸はマレイン酸に比べ原料費が高い、その分マレイン酸よりも効果が高い点が考えられます。

国内ではシュワルツコフ・ロレアルなどがマレイン酸を主原料に使ったプレックスタイプを発売しています。

国内ではクチクラ・ハホニコなどマレイン酸と他の成分にミックスし販売しています。

 

結合水系にはハホニコ・ミルボン・クチクラ・・・etc販売していますが、

アイロンを使ったタイプは日本独自のシステムトリートメントになっていますが、いわゆる「酸熱トリートメント」とが結合水系になるわけです。

髪質や予算を考えヘアメニューで使用します。

 

目次

1.プレックスタイプの主な薬剤

2.結合水系の主な薬剤


1.プレックスタイプの主な薬剤


■結合水系に比べ安価で薬剤に混ぜるだけの

薬剤に希釈し混ぜるのが国内での決まりで、海外の場合はそのままヘアカラー剤に混ぜて使うのが一般的です。

海外の場合(特に欧州や米国)にはほとんどパーマをかけないので、薬剤に混ぜることもありませんので、

日本のように中間処理剤として使うことは少ない。

 

プレックスタイプのスタンダードな薬剤は「オラブレックス」で、全世界で一番知名度も高く信頼のあるヘアケア剤です。

国内では冒頭で説明した通りシュワルツコフ・ロレアルなどメーカーで発売されています。

国内でのプレックスタイプはクチクラさんの薬剤は効果もたかくこだわりのあるスタイリストが使用しています。

 


2.結合水系の主な薬剤


■クオラインスリムバランサー「アリミノ」グレオキシル酸 

結合水系にはクセを落ち着かせるグレオキシル酸と、髪の保湿性のレブリン酸の2種類が主成分に使うパターンが多い。

スタイリストの好みやメーカーの好き嫌いで選ぶ人と、内容をポイントに置いて使うスタイリストに分かれます。

クオラインスリムバランサーはクセを落ち着かせるタイプでアリミノから発売。

*スリムバランサーはこちら→

 

アリミノは個性的な薬剤が持ち味で他メーカーとはちがった目線で商品をつくりますが、

個人的にグレオキシル酸はクセ毛が伸びるのか、髪の保湿を主においた商品なのかがアンバランスのように感じます。

使う場合はクセが強い部位の根元のみにする薬剤だと感じます。

毛先は断然レブリン酸の保湿性やツヤやしなやかさあっている薬剤です。

デメリットとしてヘアカラーの染料が強酸(グレオキシル酸)のため色落ちすることです。

アリミノもそのへんは改良して作っていると思いますが、染料落ちやすい薬剤であることは間違いありません。

 

レブリン酸を主成分で作られている商材は、国内での特許を持っている「クチクラ」さんの薬剤は高濃度・高品質です。

ミルボンからも発売されている薬剤もレブリン酸です。