ヘアカラーのチェックテストの均一に染める放置時間

メーカーにより染料によって放置時間が異なる

1.メーカーにより薬剤の内容成分が異なる 2.経験と塗布をコントロールできる操作性を身につける

メーカーによりヘアカラーのテスト時間は異なります。ウエラはコレストンプラスなどは20分、

オルディーブも20分前後でほとんど大中小のメーカーはヘアカラーの放置時間は短いですが、

中でもロレアルは30分と長い放置時間を置くよう説明書にも記載されています。

 

メーカーによって成分によっても考え方がちがいますが、ロレアルの場合は染料の粒子が従来よりも大きく、

毛髪内部に浸透すると大きいので長い間は毛髪内部に入れられるわけです。

イノアは60%配合されていますが、スタンダードなアルーリアやトナーもオイル成分が配合され、

 

色持ちやケア効果も抜群に良い。個人的にはヘアカラー剤は長くおけばおくほど傷みも増すのが普通ですが、

ロレアル商品は長く置いてもロレアル独自のケア成分とオイル効果により、

染料が毛髪内におさまり均一に染め上がります。1.2の項目でヘアカラーと放置時間の考え方を考察しています。

目次

1.メーカーにより薬剤の内容成分が異なる

2.経験と塗布をコントロールできる操作性を身につける


1.メーカーにより薬剤の内容成分が異なる


■冒頭でも内容成分が異なることを説明しました

ミルボンはアルカリ染料の中にジアミンや過酸化水素の他に直接染料(マニキュアの成分)が配合されていますが、

時間を置きすぎることで髪の染料の鮮やかさなど、放置時間をおきすぎることで色がキレイに発色しないかったり、

ウエラは光沢感と鮮やかな発色が特色で、メーカーは内容成分がちがうことが要因で放置時間もかわってくるわけです。

ロレアルにしても30分という放置時間を置く理由があるわけですが、全て内容成分の処方によって変わってくるのが一般的です。

決められた放置時間は各メーカーは発色がよく出るように作られています。

そのためスタイリストも放置時間を把握しながら髪にあった薬剤を調合する必要がある。

 

根元・・・希望する明度+彩度(トーン)より1段階くらい暗めのレシピをつくる。

中間毛・・・希望する色より明るくならないよクリア剤を少なめに混ぜるう。

毛先・・・希望する色より明るくならないようクリア剤を多めに混ぜる。

 

【キレイに速く染めるには1step 2step 3stepとわけて薬剤を塗布】

美容学校やメーカーのインストラクターが教育するプログラムでは、

根元の発色は水分や油分が豊富で薬剤の作用も浸透性も高い。*頭皮の熱によるものだと教えられましたがじつは毛髪の状態が要因。

放置時間も各メーカーがに指定された時間に染料のピークになることが好ましい。

 

そのため根元-中間毛-毛先と染料によってコントロールすることで、メーカー放置時間内前後で仕上がりも可能です。

根元を先に塗布してしまうと放置時間が過ぎることと、根元の発色が速くなり毛先とムラになることがある。

キレイに速く染めるには1step 2step 3stepにはこの方法を用いることでキレイに速く効率的です。

 


2.経験と塗布をコントロールできる操作性を身につける


■根元はハケを立てる中間毛~毛先は手のヒラにのせハケを寝かせて塗布

髪が希望通りに染まらない場合のほとんどが薬剤の量がすくないことが原因です。

ムラになるのは根元の薬剤と放置時間の置きすぎことで、根元を速く塗布することでオーバータイムによって発色が速くすすむ。

一般的に根元はハケを寝かせ薬剤を付けすぎないように、中間毛は手のひらにのせ塗布量をやや多めに毛先まで塗布します。

 

毛染めのムラの多いのは根元と中間毛の間がムラになることが多いので、

根元~中間毛の境目の塗布量は気をつけるようにしましょう。また、毛先は色の沈み込みも多いですのでクリア剤をたっぷり入れ、

毛先が暗くならないよう髪全体を均一に染まるようにしましょう。

ヘアカラーがムラになるのはハケや薬剤の量と経験が影響します。

経験を積んだりYouTube動画などで勉強しましょう。