40代~50代の髪質あった強めのウェーブヘア

若い頃とは明らかにちがう髪質にリッジ感のあるウェーブがあう大人世代

1.髪が細くタンパク質が減り毛量も少なくなる40代~50代 2.ナチュラルな質感を意図的にパーマで表現

若い頃と見た目が変化していないようですが、電子顕微鏡で観察すると明らかに髪量も髪も細くなるこの世代。

やわらかいカールヘアも手入れもしやすくボリュームを迎えますが、全ての人がカットを活かすヘアデザインでは満足できない、

世代的にボリュームを求められる傾向がありますが、実はリッジ力が必要な40代~50代の方のヘアデザインです。

目次

1.髪が細くタンパク質が減り毛量も少なくなる40代~50代

2.リッジ力が好まれる大人世代


1.髪が細くタンパク質が減り毛量も少なくなる40代~50代


■ボリュームは中間~毛先ではなく根元~毛先まで均一なリッジ感

若い頃に比べ顔の下垂に落ち下降線が増え、骨格の出っ張りが増え丸みがなくなるこの世代。

前から見た時もひし形のシルエットよりは、やや丸みのあるひし形のシルエットによって下垂をぼかす。

若い頃に比べ根元付近のボリュームがなくなるため、根元にリッジ感が必要になってきます。

 

根元にリッジ感を出すには削ぎを中間~毛先まで均一に、毛先はカールの方向性を出すため毛先を細く削ぐ、

巻き方はスパイラル巻くことが肝心で根元からリッジと均一なカールが出てくる。

サポート巻きでは毛先がクルクルかかりボリュームばかり毛先に出てしまう。

 

根元にボリュームが出ることでシルエットも尖ったような感じにはならず、丸みのあるひし形のシルエットが完成する。

全体にスパイラル巻きによって根元から毛先まで均一な、ボリュームによって髪質の量や細さをカバーできる。


2.ナチュラルな質感を意図的にパーマで表現


■カットラインを活かすヘアデザインを好まれるが・・・ボリューバランスがポイントに!

手入れや必要な部位にピンポイントでかける毛先巻や、ルーズ感のある大小織り交ぜた質感変化など、

必要以上にボリュームを出さないヘアデザインも40~50代のパーマ(カットを活かす)。

必要な部位にかけるヘアスタイルはカットを活かすスタイルですが、

 

リッジ感を出すにはオーバー部位(頭のトップ部位)にかかるため、削ぎが入ることで薬剤も浸透しやすく、リッジもでやすいので、

意図的に根元部位にかけるには効果的なパーマデザインです。

削ぎが甘いとすぐパーマが取れたり、オーバータイムによってかかりすぎる傾向があります。

 

必要な部位にカールでかけるパーマや、根元部位からスパイラル巻きは40代~50代には効果的なパーマ手法です。

若い頃の髪の量や細くなった髪のボリューバランスを整えることができます。