プロのストレートブロー(仕上げ)が際立つ方法
ヘアデザインの流れと毛髪のウェット&ドライを使い分ける
1.デンマンブラシの速くキレイにするコツ 2.ヘアデザインポイント(後頭部・毛先)
ブローはただ単に乾かすだけのでは、せっかくつくったヘアデザインが台無しになることもある。
ヘアデザイン通りにスタイリングすることはテクニックとともに大切な要素になる。
スピード・ボリューム・ドライヤーの当て方を使いこなす必要があり、理解することがポイントになる。
例えばブラシは歯がしっかり毛束をすくいとるタイプの硬さのあるタイプで、
デンマンなどはやわらかい毛でも硬い毛でも、カタチが整えやすく乾かすにも手間が省ける。
ドライヤーの熱の当て方で速くツヤのある仕上げが完成します。
目次
1.デンマンブラシの速くキレイにするコツ
2.彩度も明度ともトーン調整が素晴らしい
1.デンマンブラシの速くキレイにするコツ
■ヘアデザイン通りにブラシを使いクセがつかないブローする
ヘアドライヤーを使いこなすには熱の当て方をどこに焦点をあてるか、ブラシの中央に熱風をあて乾いた状態でクセがつく、
髪の毛の熱風と乾かし後の固定力を利用する。髪は熱風をあてた時に固定力が発揮するのではなく、
乾いた時に固定力を発揮するので、ブラシのどの部分にあてるかがポイントで、中央部分にあてることで合理的な仕上げが可能です。
ブローは熱風とウェットの髪の状態を堅持し、熱風後の温度が下がった後にカール力を保持させます。
乾かし過ぎるとカタチにクセが付き、濡らしてやり直しをすることに・・・
いかに髪が半乾きの状態で熱風をあてることがかぎになる。
【速く均一仕上がるブロー施術】
1.全体に軽く拭くようにタオルで水気をとる
2.えり周辺や耳回りの内側から全体に内側をドライ
3.えり周辺でも顔回りでもまずは、根元を中心に乾かす
4.ドライヤーはブラシの中心に熱風をあてる
(熱風後に外気に触れカール感やストレート感を形成する)
5.全体に内側を乾かしたら、中間毛~毛先まで熱風をあてる
6.全体を4ブロックわけてブローが終了したら、隣のブロックをプラスしたり、厚めのスライスでもう一度乾かす。
pointe
髪の内側をデンマンで乾かし、毛先はすこし濡れた状態でOKです。
次に毛先をドライヤーをあて乾かし、今度はブロックごとに根元から毛先まで乾かします。
デンマンのクシの中央にあたることも大切です。この段階をふめば均一でツヤのあるブローが完成。
2.ヘアデザインポイント(後頭部・毛先)
■頭を美し見せるための乾かし方
ブローで大切なことは頭を美し見せることで、頭の後頭部をボリュームを出し、
耳回りやボンのクボはタイトに抑えることで、根元からブラシの歯先を入れ込み、ナチュラルなボリュームを出しながら、
後頭部はボリュームを耳回りやボンのクボは抑えることで、頭に立体感を出し美し見せる。
ブローは髪の表面やツヤ以外に、毛髪のつながりなどが要素の一つで、あまりボリュームを迎えすぎのも良くない。
立体感を出すことで美しくヘアデザインがあより効果的に見える。
それにはドライヤーのカールなどができる方法をわかったうえで施術する。
そのへんは1.でドライヤーのあて方や、カールができる方法など読み取りながら仕上げを行いましょう。
バットは乾かしすぎてしまいクセが出ないようにしましょう。