ブリーチの回数を少なく削る施術方法

追いブリーチと過酸化水素を使い方に工夫をする

1.「追いブリーチ」が高い効果を発揮 2.4.5%の過酸化水素を使い均一に負担を軽く

ブリーチを1回も5回も行うのはお客さまの負担も費用も大きく、

できればそんな時間をかける必要のないことが多く、回数を多くしないといけないのは1割くらいだと思う。

薬剤のタイプと薬剤の量、ハケと使い方、追いブリーチなど考えて施術すれば2回でOKのケースがほとんどです。

 

1割の人はバージンへアで初めてヘアカラーする人で、大学に合格し春から毛染めを経験し、

キューティクルの枚数も多く、傷みの少ない毛髪の子くらいです。

ハケの使い方と薬剤のつけ方さえ気をつければ、ブリーチ回数を少なく均一に削れます。

 

各メーカーのブリーチの種類や使い方も説明しています。ぜひ、参考にしてみてください。

ブリーチで速く削る方法細かい説明ホームページこちら→

 

目次

1.「追いブリーチ」が高い効果を発揮

2.4.5%の過酸化水素を使い均一に負担を軽く


1.「追いブリーチ」が高い効果を発揮


■中間毛にオレンジ味が残る部位に追いブリーチ

根元から中間の境目の中間部にオレンジ味が残る、全体染めを繰り返してもそこにメラニンが残留することで、

3回~4回と人によっては5回なんてことも聞く、原因は中間部の残留とスタイリストの経験不足です。

いまは、普通の人でもブリーチを行う、メンズ・インナーカラー・グラデーションなど施術するので、

 

何度か毛髪を見極め経験することで、ハケの使い方、放置時間もわかってきますが、

時間もヘアサロンによっては1時間~2時間置いてから流すなど、長時間にわたり自然放置する方法で施術する。

放置時間と髪の削り具合を見極めてから、追いブリーチを効果的に使うことで均一にキレイにブリーチが削れる。


2.4.5%の過酸化水素を使い均一に負担を軽く


■4.5%にする理由は均一に染まることが大きい

アルカリの高いヘアカラー剤はある程度の時間でブリーチ力は止まりますが、ブリーチ剤は時間をおけば置くほどブリーチは止まりません。

ハケの使い方を誤り根元に薬剤を溜めて塗布すると、根元だけがブリーチがすすみ均一に染まらなくなります。

6%の過酸化水素を使えばスピードも速まり、根元の明度が上がりすぎ、オンカラーにおいて均一なトーン(明度+彩度)にならない。

 

根元は水分や油分も多くブリーチの作用が早くなり、明度も進みブリーチ作用がムラになりやすくなる。

6%であれば余計に作用が速まるので、4.5%であれば根元の溜めのミスを犯しても対応できますが、

6%であれば失敗するリスクも高まる。

 

では、なぜ4.5%使うかというと穏やかに確実にブリーチ力の作用がすすむからです。

均一に削れ、根元の溜めすぎ、均一にオンカラーがベースが染まるようになるからです。

2回目の施術はほとんど4.5%で削るように心がけています。