インナーとアウトサイドヘアカラー
重みのあるインナーカラーと軽さのアウトサイドカラー
1.インナーカラーのパターン集 2.アウトサイドカラーのパターン集
切りっぱなしボブ・重めボブはインナーカラーとの相性もよい。
厚めの質感に軽さの出るインナーカラーと彩度や明度のちがいを、ベースカラーとインナーカラーの色の組み合わせにより、
質感表現も変わり透明感のある色は寒色系との組み合わせ、暖色系はやわらかさなどのヘアデザインにピッタシです。
長さによって色味を変えイメージ力も、ヘアデザインとインナーカラーによって幅広くなる。
全てがインナーカラーではなくても、アウトサイドのような外側にブリーチオンカラーを入れ、
レイヤーなど動きのあるイメージを作る、ボブでも軽さと量感イメージが重なり面白い組み合わせも可能です。
海外の女性アーティストなども色をアウトサイドにいれていますね!
ヘアデザインとアウトサイドの組み合わせは、インナーカラーに比べ似合うヘアをつくるのは難しいです。
インナーカラーの場合は隠れますが、アウトサイドの場合はいつも色も外側からわかるからです。
目次
1.インナーカラーのパターン集
2.アウトサイド彩度のパターン集
1.インナーカラーのパターン集
■色によってブリーチの削り具合により彩度感が変わる
【寒色と暖色とブリーチの関係】
暖色系は15-17レベルのブリーチの削り具合でもキレイな色が入る。寒色系の場合は18レベル以上のブリーチの削りが必要です。
色の彩度も寒色の場合15レベル~ですと、オレンジ味が残留し濁ってしまう。
暖色系の場合は色の彩度も色との関係からブリーチが15レベル前後でも色がキレイです。
ただ、メーカーの染料選びがキーワードで、透明感があり彩度を出す場合は「ソフタッチ」で、
色を速く持続性を持たせる場合は、「イノア」や「イルミナ」など染料が濃いアルカリカラーが合う。
インナーカラーのブリーチが15レベルでも入る「資生堂ミューズ」はブリーチが甘めでもパープルの色も出てくる。
【塩基性染料使うパターン】
塩基性染料は独自の彩度感とツヤ感にあります。アルカリカラーでは出ないような鮮やかさを、
塩基性染料の発色力は他を圧倒しています。色が鮮やかさが可能なのは、ブリーチの削りがポイントで19レベルまで削る必要がある。
それ以下の17レベルの場合は、アルカリカラー以上に濁りますので、ブリーチは慎重にリズミカルに施術を行います。
塩基性染料の詳しい説明のホームページはこちら→
塩基性染料のタイプ
ロコムセラムカラー「ルベル」 鮮やかな色が主体のタイプ
プライムヘアカラー「イリヤ」 大人の白髪染めが多いタイプ
マニックパニック 鮮やかさと持ちの良さのあるタイプ
中でもマニックパニックは他メーカーに比べ割高ではありますが、色の濃さや鮮やかさた他を圧倒しています。
↓↓はマニックパニックです。
2..アウトサイドカラーのパターン集
■海外有名アーティストが行い話題になった「米国シンガーソングライター、ビリーアイリッシュ」
インナーカラーだけではないアウトサイドのハイライトにオンカラーのヘアスタイルが、
ビリーアイリッシュのトップ部分をブリーチで削り、マニックパニックでオンカラーをしたヘアデザインです。あうと
私が通っているアカデミーでは田中先生がテクニカルコースで作ったヘアデザインです。
簡単に説明すると髪の外側につくるハイライトにオンカラーしますが、
いろいろなバリエーションがあり、インナーカラーだけでは飽きたらないので、
幅を持つヘアデザインとアウトサイド(オーバーセクション)にいれるヘアデザインカラーを組み合わせることで、
パターン化したインナーカラーでけではなく幅広いヘアデザインカラー。
アウトサイドカラーを含めいろいろとバリエーションを組み合わせる。